13.ヨテイ ページ15
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太鼓鐘「でさ〜！ゆっきーがさぁ〜！」
不動「おい、その呼び方やめろ」
燭台切「ほら貞ちゃん、ご飯粒がついてるよ」
私の目の前で会話を弾ませる３人
一方鶴丸は、私の人席開けて隣に座り黙々と食べ続けている
私は特に話すこともないので、今日の予定を考えながら箸を進めていた
ふと鶴丸のお盆に乗っているものに目がいった
普通に白お米、それに味噌汁、漬物、焼き魚、卵焼き
至って健康的な朝食らしいものの中に、
一つだけ目立つ胡麻豆腐
私はそれに確かに見覚えがあった
「……………」
太鼓鐘「なぁ？浅井はどう思う？」
長い間それを見つめていて、太鼓鐘に話しかけられていることに気づかなかった
「……、すみません聞いてませんでした」
私の言葉に太鼓鐘は箸をビッとこっちに向けてきた
太鼓鐘「だからぁ〜、光っちゃんが保護者みたいだって話！」
私がそっちをずっと見ていたからだろうか、鶴丸にじっと見られている気がした
その視線に燭台切と不動が気づいたのか、不動は箸を動かしながら、目だけで鶴丸を見ていた
「そうですね、彼にはいつも助かってますからね」
太鼓鐘「あ、そっち？」
そう言ってから太鼓鐘も「まぁ確かに光っちゃんにはいつも助かってるからな〜、これからも宜しくな！光っちゃん」と燭台切に向かって笑った
それに答えるように彼も笑い返す
私はそんな様子を見届けると立ち上がった
不動「…もう食べ終わったのか？」
お盆を持ち上げた私は「ご馳走様でした、とにっかり青江に伝えておいて下さい」と告げる
太鼓鐘「おぉーわかった！で、浅井！今日の予定は決まったのか？」
私の考えていたことが分かるのか、太鼓鐘は当然のように聞いてくる
それに私は短く「はい」と答えた
「では鶴丸、食事が終わり次第私の部屋へ来てください。仕事があります」
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琴葵(プロフ) - 面白すぎて一気にシリーズを見てしまいました！！！更新楽しみに待ってます！！！！！！！！ (2019年5月27日 19時) (
レス) id: b0ea0349a7 (このIDを非表示/違反報告)
千歳 - すごくおもしろいです！続編が読めないんですが私だけですか…?… (2019年5月25日 14時) (レス) id: 0f5e08b4d3 (このIDを非表示/違反報告)
滅月(プロフ) - とっっても面白いです！もっと評価されるべき…!! (2019年5月16日 21時) (レス) id: cd11303192 (このIDを非表示/違反報告)
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