君を探して15日目 ページ16
それから毎日、放課後に竈門君と会うようになった
何故かは分からないけど、私も竈門君と会えて嬉しいからあまり考えなかった
時は流れ、林間合宿の2日前──
もうすぐ林間合宿だから、しばらく竈門君に会えなくなるな、と寂しく思いつつも待ち合わせ場所に行った
『竈門君！』
竈門「……A。」
竈門君は、何故か寂しそうな顔をしていて
竈門「今日は、俺に着いてきて欲しい。」
どこに行くんだろう？と疑問に思いつつ、竈門君に着いて行った
しばらくして着いたのは、藤襲山という、一年中藤の花が咲いている山だった
『綺麗……』
私は思わず藤の花に見とれていた
今は藤の花の季節じゃないのに、どうしてこんなに綺麗に咲くんだろう……
だからか、夕方なのに人が沢山いた
竈門「少し、昔話をしようと思う。」
『……？』
なにやら話し始めた竈門君。すごく真剣な顔なので、黙って聞く。
竈門「昔、鬼が沢山いた。鬼の主食は人間で、毎日たくさんの人間が犠牲になっていた
そんな鬼を退治する、鬼殺隊という組織がいたんだ
鬼は太陽の光に触れると灰となって消える。だから、鬼は夜に行動する
鬼殺隊はいつでも鬼に有利な夜の闇の中で戦っていたんだ
しばらくして、鬼になった妹を連れた男の隊士が現れた
初めはその隊士を誰も受け入れてくれなかった
でも、ある少女だけは違ったんだ。受け入れてくれた
その隊士はそれだけで救われたんだ
だけど、後に鬼の始祖と戦う時が来て、その少女は死んでしまった……
でも、鬼の始祖を倒したおかげでその後は平和な日々を過ごしたんだ」
竈門君は、まるで自分のことを話すかのように言葉を発していた
残酷な話なんだろう。残酷という2文字じゃ表せないくらいに。
人のために己の命を犠牲にして鬼を退治する……
その少女は、いや、その鬼殺隊というのはすごく優しい人なんだなと思う
『鬼のせいで、たくさんの人が死んじゃったんだ……昔話だとしても、私は鬼が許せないよ』
それに、その話は聞いたことがあるような気がする。
どこで知ったのかは全く分からない。だけど、脳に張り付いて離れない
竈門「……やっぱり、Aは優しいな」((ﾎﾞｿｯ
『……え？』
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かぐや - めっちゃ好きです…！！これからも頑張ってください！！応援してます！！それと、私YouTubeをやっているものなのですが、すごく好きなので宣伝させていただいてもよろしいでしょうか！ (9月5日 23時) (
レス) @page47 id: 65c95105c4 (このIDを非表示/違反報告)
んれかもち(プロフ) - mbftmmさん» 私もコラボ小説めっちゃ好きですー！更新遅くなってすみません！！ (5月22日 14時) (レス) id: aba7777e85 (このIDを非表示/違反報告)
mbftmm(プロフ) - コラボ小説最高です……ログアウト災難でしたね（ ; ; ）更新楽しみに待っています！！ (2023年4月22日 2時) (レス) @page45 id: 17c26d4027 (このIDを非表示/違反報告)
んれかもちち(プロフ) - ちんちらさん» ありがとうございます！！そのコメントだけでめっちゃ頑張れます！！ (2023年4月21日 20時) (レス) @page45 id: 779e4f089f (このIDを非表示/違反報告)
ちんちら - とても面白かったてす！これからも応援しています。頑張ってください!! (2023年4月20日 1時) (レス) id: 52e647b4ae (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：んれかもち x他1人 | 作成日時：2022年7月6日 16時
