なにわ男子と私。 (ページ8)

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1番近くで(高橋) ページ8

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恭平side

俺には、好きな人が居る。

今日は、そんな彼女の誕生日。

メンバーでの仕事が終わり、
帰る準備をしているA。

Aは、他のメンバーから
｢誕生日おめでとう｣と
プレゼントを渡されている。

｢ありがと〜！｣と
受け取ろうとする
Aの手を俺が握った。

｢ん？恭平？？｣

｢恭平？｣｢え？｣
｢どないしたん？｣と
心配するメンバーたち。

ギュッ

｢ちょ、え？恭平？｣

恭｢俺が、これから毎年1番に
誕生日を祝いたい。いつまでも。｣

｢え？？｣

恭｢てか、なんでさボイトレして
Aの好きな歌を歌ったか分かってる？｣

｢？？｣

本気で分からない顔をするAが、
これまた可愛い。

可愛いけど、俺は対象外なんやろうな。

でも、言うと決めたから

恭｢A｣

大｢ちょ、待って｣

流｢せやで、ここ楽屋｣

恭｢....A、好きやで｣

丈｢うそやろ！？言った？！｣

和｢え、やば！やば！｣

｢えっと....｣

恭｢振る？？｣

｢今日から、よろしくね｣と
Aは俺に微笑んだ。

道｢良かったな、恭平｣

長｢良かったね、高橋くん｣

恭｢よっしゃあ！
絶対、幸せにするからな！｣

これからは、1番近くで
毎年誕生日を最初に祝うのは
俺だけやからな？？

彼女になってくれて、ありがとう。
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