なにわ男子と私。 (ページ6)

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Into Your Eyes(藤原)① ページ6

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丈side

｢あっ....んっ....｣

丈｢出るっ....｣

今日も、行為を終えて
すぐにAは身支度を整える。

Aには、帰る場所があるからや。

ブラウスのボタンをかけてる途中に、
Aのスマホが着信を知らせる。

｢もしもし｣

｢うん、終わったで｣

｢まだ食べてへんよ｣

｢うん、今から急いで東京戻るな｣

｢うん、私も愛してるで｣

｢じゃあ、また後でね｣と
Aは嬉しそうに電話を切った。

時刻は、20時半。

俺たちはライブで大阪に来てて、
大阪での公演も終わり
実家に行く人や東京に戻る人が居る中

俺はAとホテルで愛し合った。

やけど、東京に彼氏が居るAは
彼氏からの電話に東京に帰ると言い出した。

丈｢今から東京に帰るん？｣

｢うん、淳太が帰りを待ってるから｣

Aは、先輩である淳太くんの彼女や。

やのに、なぜこうなったのか....。

なにわ男子が忙しくて、
淳太くんになかなか会えず
ツアーで同じ部屋になったときに
たまたまAが泣いてたから声をかけた。

丈｢A？｣

｢ああ、丈....｣

丈｢どないしたん？｣

｢最近、淳太に会えへんなって寂しくて｣

俺の好きな人は別の人を思って泣いてる。

丈｢なあ？遠征とかは、俺が埋めたろか？｣

そんな一言から、始まった。
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