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タピオカ(大西) ページ4
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流星side
俺には、好きな人がいる。
それは....
｢流星は、ほんまにタピオカが好きやな｣
いえ、俺が好きなのはあなたです。
Aちゃん。
流｢言うて自分もずっとタピオカ来るやん｣
｢流星が行くからついてきてるだけ｣
流｢でもさ、タピオカって
ブーム過ぎたんちゃう？｣
｢でも、流星と飲んだら美味しい｣
流｢はいはい、誰にでも言うてるんやな｣
Aちゃんは、
俺の目を見てから 手を掴んで来た。
｢流星にしか、言わへんで？｣
｢ちょっと、流星？！｣
流｢もう、なんなんよ！！
チーク塗りすぎただけやし！！｣
｢え、私なんも言うてへん！｣
うわ、墓穴掘ってもうたぁぁぁあ。
｢やけど、チークを塗りすぎたねぇ(笑)｣
流｢はい。塗りすぎましたけど、なにか？！｣
｢ふふっ(笑)｣
流｢なあ、さすがに気づいた？｣
｢うん(笑)｣
流｢最悪やぁ｣
｢最悪ちゃうやん、最高やん｣
流｢なんで！！｣
｢やって、うちら両想いやし｣
サラッと笑って
Aちゃんは"両想い"という
｢流星？｣
流｢うん？｣
｢なにわグラムに、ここのタピオカが
恋のキューピットって書いた方がいいで(笑)｣
流｢あかんわ！！(笑)｣
イタズラな笑みで笑う、
Aちゃんが可愛い。
絶対に、守るから！！
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作者名：ゆる | 作成日時：2023年7月16日 22時
