おままごと(西畑) ページ3
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Aside
私には、ずっと大好きな幼馴染が居る。
同じグループの西畑 大吾や。
大ちゃんとは、今まで色々あった。
私は身の回りをちゃんと整理して、
大ちゃんに告白する決意をした。
そして、今日は家に呼び出してる。
ピンポン
｢いらっしゃい｣
大｢お邪魔します｣
リビングに大ちゃんを通すと、
ずっと立ってるまんまや。
｢大ちゃん座れば？｣
大｢いや、用事あるから用件だけ教えて｣
｢えっと....｣
昔の大ちゃんなら、Aちゃんと
甘やかしてくれたのに....
今、見る大ちゃんの目は冷たかった。
大｢Aも、ドラマとか
仕事が忙しいやろ？
はよ、用件を済ませようや。｣
大｢抱いて欲しいとか？｣
大｢それなら、
俺はもう無理やから
他の人に頼んで｣
待って....
ちゃう....
抱かれたい訳ちゃうし、
俺はもう無理ってなに....？？
｢大ちゃん、私.....｣
大｢ごめん。
A以外に守りたい人ができた｣
｢....｣
びっくりしすぎて、
なんも言葉が出ない。
大｢それに、俺たちの約束ってさ｣
｢うん｣
大｢子供のときやで？？｣
｢うん｣
大｢おままごとの延長戦やん｣
｢そうやんな、ごめん。今更。｣
大｢全然。ほな、Aも幸せになってな｣
私の初恋は、過去に囚われて
苦しんでる間に終わってたんや....。
子供のときの約束やもんな。
"おままごと"って言われても仕方ないか。
大ちゃん、今までありがとう。
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※なにわBlack Girlの世界線で、
大ちゃんとクララが付き合わなかった世界線。
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作者名：ゆる | 作成日時：2023年7月16日 22時
