なにわ男子と私。 (ページ12)

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惚れたもだから仕方ない(西畑) ページ12

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大吾side

大｢ただいま〜｣

電気がついていて、
リビングからは爆音で
聞き覚えのある曲が
今日も流れている。

ガチャ

リビングを開けると....

｢今の良規かっこよすぎ！！｣

Aぇ！groupと書かれた
ペンライトを青色にして振る俺の彼女が。

｢ああ！良規からファンサ欲しい〜｣

大｢おーいっ、A｣

｢えっ、あ、大ちゃんおかえり！｣

そう言うと、Aはまた
TVに映る正門に釘付け。

俺は、正門にヤキモチを妬いて
TVの電源を切ってしまった....(笑)

やばい、A怒るよなぁ....。

と、思いながらも
彼氏やなくて彼氏の同期って！！

しかもAからしたら
正門はただの後輩やのに！

｢ああ、なんで切るんよ！｣

大｢せっかく、はよ帰ったのに
帰ったことは気づかんし
親友を見てキャーキャーしてるし｣

｢あ、大ちゃんヤキモチ？？！｣

大｢う、うるさいな！！｣

｢ふふっ、かわいい｣

｢推しと好きな人は、別やから！｣

ドヤ顔で言う姿が悔しいけど、
かわいくて惚れた弱みよな....(笑)

大｢もう、しゃあないな！｣

大｢でも、ほどほどにな？｣

こんな心配しなくても、
Aは｢推しとは連絡先を交換しない｣
｢大ちゃんいるとき以外は会わない｣と
しっかりオタクとしての
一線を超えないようにしてる。

ほんま、惚れたもんやから仕方ないよな。

そんな、Aちゃんが大好きやで。

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