なにわBlack Girl 4 (ページ38)

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ハジメテ① ページ38

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大吾side

あの後、服を着せて Aが
緊急避妊薬を貰うために病院に行くのと
警察に事情を説明しに行くのについて行った。

Aが警察に話をした内容を
刑事さんから教えて貰うことは出来ひんた。
個人情報やから、アカンらしい。

Aの自宅まで一緒に来て、
今日は泊まろうと思って母親に連絡した。

大｢A〜！なんか、食べる？？｣

｢いらん、ありがとうな｣

大｢ほな、お腹すいたら教えてな｣

｢大丈夫やで｣

そらぁ、あんなことあったあとやし
ご飯なんか食べる気にならんよな....

大｢ごめんな、早く着けへんくて｣

｢大丈夫やで。あの人らも、言うてたやん。
私が合意したんやって。｣

大｢なぁ、ほんまのこと教えて？な？｣

｢ほんまのこと....｣

カメラを持ってる丈くんから、
電話がかかって来て内容を聞く。

はぁ.... A、なんで....
なんで、そんなことしたん？

大｢なぁ、俺の事を悪く言われてさ
枕してへんのに枕って言われたから
証拠を見せる言うてあんな奴らに
初めてを奪われたん？？｣

｢....｣

大｢アホ、もっと自分を大事にし。｣

｢私は、小1からアイドルやったから....
芸能人やったから.... 貞操は
守らなあかんって思ってきた。｣

大｢うん。｣

｢もちろん、私のことを好きや。
抱きたい。って言うてくれる人が
たくさん居たし、今も居るよ。｣

そら、そうよな。
幼いときから、Aは俺の太陽で
めっちゃくちゃ可愛いもん。

｢でも、いつか大吾に....
大ちゃんに初めてをあげたいって
ずっとずっと思ってた。｣

大｢アホ、ほんまに、お前はアホやな。｣

初めて、Aにお前って言うた気がする。
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