なにわBlack Girl 4 (ページ29)

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あの日。② ページ29

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大吾side

最近、女優業が忙しいのか Aはついに
松竹座の出るメンバーから名前が消えた。

そして、なにわ皇子のメンバー入りも
拒否したからペナルティかと思ったけど社長のオキニ。
いや、スペオキやから、Aは『女優業』で
今後は活動になるんかな？
ってのが、なんとなく察しがついた。

さっきから、Aが居らん。
なんも言わずに帰ったんかな？？

廉｢大吾〜｣

大｢廉、どないしたん？｣

廉｢アイツ、見てない？？｣

大｢アイツってA？｣

廉｢そう！久しぶりやし、
メシ行こうって誘おう思って！正門もな！｣

正｢うん、4人で久しぶりに行こう｣

大｢ええな〜！｣

向｢自分ら、仲ええなぁ〜｣

室｢でも、Aのこと30分近く
稽古しながら見かけてへん気がする｣

平｢Aのことだから、アイス食べすぎて
お腹壊したんじゃない？(笑)｣

廉｢紫耀、それアイツに言うたらシバかれるでw｣

平｢まあ、そんなところも可愛いよな｣

廉｢こら、大吾の前でやめろやめろ(笑)｣

大｢別に、幼馴染なだけやし｣

室｢それにしても帰って来うへんな。｣

すると、当時まだ小学生やった
流星がひょこひょことやってきた。

流｢Aちゃんなら、3階の倉庫に｣

大｢え、なんで、倉庫？？｣

流｢先輩たちが、告白したいから
呼び出したいから伝言して欲しい言われて。
それに、冷蔵庫もあるって｣

廉｢大吾！大吾！｣

俺は一瞬、なにが起きてるか
分からずボーッとしてしたけど....

室｢ここの冷蔵庫ってさ、2階の給湯室にあるよな｣

向｢いつも、使う場所が決まってないから
Aも怪しいと思わへんたかも....？｣

廉｢大吾！｣

廉やみんなが俺を呼んでたけど
夢中で3階まで走って
俺はAを探しに行った。

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