真冬に咲く薔薇 (ページ27)

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JY

夜中にテンから、レイのこと明日の朝迎えに来てねってハートマーク付きでメッセージが入っていた。

最近煮詰めるように働いていたから、息抜きも大事だろう。

DY「やっぱり行かなくて正解だった」

WayVの宿舎にドヨンと2人で行くと、ソファで猫のように丸まって寝ているテンと、テーブルの上には幾つもの空き瓶。

そんな中でも綺麗にされたシンクを見ると、クンは家庭的で良いお父さんになると思う。

時間にも余裕があるから暫くリビングで待っていると、乱れた髪のまま半分しか目の開いてない、僕達のマネージャーが起きてきた。

「おはよう」

DY「おはよう」

まさか僕達が来ているとは思わなかったのだろう。

「うわあ、ちょっと見ないで。特にジャニさん」

DY「え？僕は？」

「ドヨンにはもう何回も見られてるから大丈夫」

驚いたように慌てて髪の毛を整えてるから、もう遅いよとは言わないでおこう。