真冬に咲く薔薇 (ページ14)

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5. ページ14

TL

HC「もうヌナのこと信じられないんだけど、どうしよう」

MK「僕達を送った後に遊んでたのかな」

DY「2人とも、聞こえるからやめて」

何ともまあ分かってる側からすると面白い演技に、必死に笑いを堪える。

あの嘘を塗り固めた記事にレイは静かに怒りを感じているようで、今日は控室で外に声が漏れるように私の悪口を言ってくれってお願いしてきた。

これが良い方法なのかは分からないけど、本人が言うんだからしょうがない。

TY「どうしようテイリヒョン。心が痛むんだけど」

繊細なリーダーは、どうしても悪口が言えないようだ。

反対にユタは、ここぞとばかりに罵詈雑言を言い放っている。彼が言うことでリアリティが増すのだろうけど、にしても言い過ぎなんじゃないかってくらい。

DY「…僕気づいちゃたかも」

周りを見れるドヨンイは、どうやら犯人の目星がついたようだ。

まあある意味、犯人も犯人で炙り出すには単純すぎるんだけど。