風邪をひいた日。【石川】 ページ7
風邪をひいた。
中学校ぶりに40℃出た。
練習も行けないし、
大好きなAちゃんにも会えない。
マサさんに連絡したら…
prrrr...
柳「もしもし」
石「マサさん、ちょっと相談…」
柳「練習来んな」
石「へ、Σ( ̄。 ̄ノ)ノ」
柳「声聞けば分かる」
石「そ、そうだよね〜…」
柳「次電話かける時は、治ってからにしろ」
石「…はい、」
柳「…無理すんな」
マサさん、あなたの優しさに
俺は涙が出そうだよ。
大人しく寝てた方がいいか。
Aちゃんからは、
なんの連絡もないけど。
いいんだ、マサさんが心配してくれたもん。←
電話を切った後、
大きくため息をついた俺は
ベットに倒れ込んだ。
ーピーンポーン
あぁ、タイミング悪いな。
今寝たとこなのに。
居留守使お。←
意識が朦朧としてきてるのが
はっきり分かった。
そりゃそうか。
高熱出てんだもんなぁ。
「……う…」
高熱すぎてAちゃんの声まで聞こえる。
意識は遠のき、
暗闇に包まれた。
・
・
・
石「…」
「祐希??」
石「あ、Aちゃん。あれ…どしたの」
「熱出たって聞いたから…心配で、」
石「し、心配…?」
「心配するに決まってるでしょ?祐希いなかったらあたしいやだもん」
石「そんなこと言ってくれるなんて…ちょっと驚いたな」
「…」
石「ちょ、」
恥ずかしくて俯く俺を
Aちゃんは優しく抱きしめた。
石「ダメだよっ、風邪移るってばっ…」
「…ぎゅって、したくなった」
石「…、」
Aちゃんの言葉に答えるように
俺もAちゃんを抱きしめた。
ーおまけ
「よかった!元気になって!」
石「あ、あのさ、俺を抱きしめてくれたのって…その…」
「…母性本能、かな?」
石「…( ˙-˙ )そ、そっか」
「でも、寂しい時はそばにいてあげるよ」
石「…!(*゚▽゚*)」
魔性のお姉さん、Aちゃん。
俺はいつまでもいつまでも
追いかけ続ける事でしょう。
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透明人生(ライフ - はじめまして!将平さんかっこいいですよね!笑笑私も大好きです(∩´∀`∩)また将平さんのお話が出来ることを楽しみにしています(*^^) (2018年6月23日 15時) (レス) id: 78812596b7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ぴっぴ | 作成日時:2017年9月18日 11時