Colorful Stories 【JW】

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「台本カバー。
いっつも台本カバーつけないでそのまんまやしさ、
また今度舞台あるやろ？
やから、いいんちゃうかなーって。」





俺が買ったのは、
革のちょっとヴィンテージ感のある台本カバー。



色々悩んだ結果、使えるものがいいなって思ってん。




小瀧けっこう、こういうやつ好きなイメージやったし。







どんな反応すんねやろってしばらく反応待ってたんやけど、

プレゼントじーっと見つめて動かない小瀧。







「…あかんかった？」


桃「あ！いやいや！めっちゃ嬉しい！！
この感じめっちゃ好きやねん！
センスええなぁ！」




よかった…




めっちゃ笑顔で言ってくれるから、
こっちが嬉しくなる。





「やろ？」


桃「ドヤ顔すんなやぁ笑」


「ひひっ笑」


桃「……あれ？
まだなんか入ってる？
ん？手紙？」







…ここからが本番やな。




頑張るんや、重岡大毅。

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