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…淳太くんやったら、素直に言えるんやろな。


うわ、マイナスな方にばっか考えてるやん。



「やっぱ戻るな」



そう言って、しげに背中を向けた時。



グイッと腕を引っ張られたと思ったら、
目の前にはしげの肩。



赤「寂しかったん?」



頭を撫でながらそう聞いてきたしげ。

さっきみたいに意地悪な声やなくて、
優しくて落ち着く声や。



「…寂しかった。
素直やなくてごめん。」


赤「ええよ。こっちこそごめんな?」


「いや、しげは悪ないし…」




しげってなんやかんや良い奴やんな。



でも、仲直りできて2人でそのまま話してた時、
ふと思ったこと。




「そーいや、しげ。
俺がずっと見てたん気づいてへんかったん?」


赤「え?…あ、」



固まったしげ。

あ、これは…



「…どっちですか?」


赤「……気づいてました。」




やっぱ前言撤回。
全然、良い奴ちゃう。




「気づいてたんに無視しとったいうことよなぁ?」


赤「…別に無視しとったわけでは…」


黄「おーい、お二人さん」



淳太くん登場。



黄「ん?なんか説教中なん?笑」


「いや、違うねんけど笑
…あ、淳太くんは俺の焼きもち?
気づいてたん??」


黄「そりゃ気づくやろ笑
あんなほっぺたぷくーしてたら笑」


「え、まじかぁ…、恥ずっ!」


黄「しげやって、「照史可愛すぎるー!」
言うて、俺に当たってきよったんやから」


赤「ちょ!!淳太!!」


「…え?」


黄「あれ?言ってなかったん?笑」


赤「ちょ、お前まじでさぁ!!」



しげが顔真っ赤にして淳太くんにキックしとる。



「え、そうなん?」


黄「そうやでー笑
はまちゃん近すぎるんやけど!って
嫉妬もしとったし笑」


赤「ちょ!言うなって!」


黄「俺これ以上しばかれるの嫌やし、先戻るわ笑
あ、もうそろそろ戻ってきてな!じゃ!」


赤「おい!淳太!!」



にやにやしながら颯爽と帰って行った
淳太くん。


なんか嬉しかったけど

2人きりになった途端なんか気恥ずかしくて、



「…戻ろっか」


赤「せやな。」




2人で歩き出した時、



赤「あ。」



と、突然立ち止まったしげ。



「ん?どしたん?」


赤「いや、忘れてた。」


「なにを……んっ、」




赤「俺の彼女は、照史だけやから。」


「…っ」



それだけ言うと歩き出したしげ。



いきなりキスするとか反則やろ…

俺、今絶対顔赤い。


でも

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ぴの(プロフ) - まるさん» ありがとうございます!楽しみに待ってます!! (2022年6月30日 22時) (レス) id: 7715362b34 (このIDを非表示/違反報告)
まる(プロフ) - ぴのさん» リクエストありがとうございます!!ぜひ、書かせていただきたいです✨ (2022年6月16日 1時) (レス) id: e94aee53e2 (このIDを非表示/違反報告)
ぴの(プロフ) - リクエスト失礼します!青桃のリアルで切甘を書いていただきたいです。お願いします! (2022年6月15日 0時) (レス) id: 7715362b34 (このIDを非表示/違反報告)
Fujitanatsuki14(プロフ) - まるさん» 分かりました!ありがとうございます😊 (2021年11月21日 19時) (レス) id: 4927ce89d5 (このIDを非表示/違反報告)
まる - Fujitanatsuki14さん» 少し時間がかかるかもしれませんが、書いてみます! (2021年11月21日 19時) (レス) id: e94aee53e2 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:まる x他1人 | 作成日時:2021年11月21日 14時

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