Colorful Stories 【JW】

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赤side





「…へ？今なんて…わっ、」


桃「俺もしげのことが好き。
俺でよければよろしくお願いします。」





俺の事抱きしめながら耳もとでそう言った小瀧。





「…ほんまなん？」


桃「ほんま。ずっと好きやった。
てか、しげこそ好きな人おらんのちゃうん？」


「いや、やって、好きな人はお前やでなんて
言えんやん！
やって、俺やってずっと…ずっと…


…好きやったし。((ﾎﾞｿｯ」



桃「なんなんそれ…

可愛すぎるやろ。」





可愛すぎる、て、





「は！？い、いや、別に可愛ないし」


桃「可愛ええよ？
…でも、はぁー。」





突然ため息ついた小瀧。





「…え？何？」


桃「いや、
俺が告白しようと思ってたんになぁって。」


「え？そうなん？」


桃「や、いつか分かるでって言ったやろ？」


「んー？…あ。
…あれってそういう意味やったんや。」


桃「しげ、鈍感すぎるやろ笑
けっこう分かりやすいと思うで？笑」


「知らんわ、そんなん」






両思いやったんやなぁって嬉しくて。


近すぎる距離に照れてもうて。






どうしても緩んでしまう表情と赤いであろう顔を見せない
ために、

目の前にある肩に顔を埋める。







桃「はは笑
俺、嬉しいで。今めっちゃ幸せ。」


「…ほぉけ。」






照れ隠しのために、小瀧の肩に頭グリグリした。



今絶対、もっと顔赤いから。

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