兄からの愛に溺れる (ページ7)

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お昼ご飯2 ページ7

望side

流星｢あ、デレた｣

暁歌｢Aがのんちゃんに対するデレ久しぶり見たわ～やっぱかわええなぁ～｣

望｢せやろ～？嫉妬するAめっちゃ可愛ええ！｣

『…ハッ！…～っ、離せや！！』

ハッとしたように目を開き顔を赤くしながら俺の腕の中から逃げた

望｢ちぇー可愛かったんにー｣

『だ、黙れ黙れ！あほ！ばーかばーか！！』

望｢も～照れとるAも可愛ええで？♡｣

『～っ！！！！』

人前でデレることないからな…

相当恥ずかしいんやろうな♡

りんごみたいに真っ赤やわ～

食べちゃいたい♡←

『～っ！もう！お兄ちゃんのバカっ！アホっ！』

暁歌｢あ、逃げた｣

望｢Aどこ行くん～♡｣

流星｢あーあ、望やりすぎたな｣

望｢可愛ええんやからしゃーないやん♡｣

俺、基本的にAの尻に引かれとるけど

好きな子はいじめたくなるタイプやから！！

いつもはSっ気が強いAやけどデレとる時とかはMな気ぃすんねん！←

望｢A逃げんなやぁ～｣

『うっさいっ！ついてこないで！！』

望｢そんなわけに行かんやろー｣

パシッ

手首を掴んで空き教室へ引っ張る

望｢よっと｣

『へっ？！』

引き寄せると、まぁー見事にまっかっか

自信なさげに下がった眉や赤く染った頬はとても可愛らしい

『うう、お兄ちゃんのはげ！あほっ！』

望｢ははっ、Aってほんま焦るとボキャブラリー無くなるよな(笑)｣

『う、うるさい！』

望｢可愛ええなぁ…ほんまに｣

ほんま可愛くて仕方ない

Aのことを女として見ては愛おしくなる

大切にしたいんにもっといじめたいと思ってまう

俺ってこんなSやったかなぁ？笑

望｢落ち着けって｣

『落ち着いてる！』

望｢ははっ、はいはい｣

こうなるとAはなんも聞かんくなる笑

やからいっつも背中をポンポンっと優しく叩いて落ち着かせる

子供を寝かしつけるように一定のリズムで

望｢どう、落ち着いた？｣

『…落ち着いた』

深呼吸したAはさっきよりも冷静さを取り戻したようだ

頬の赤みは少し収まり、下がりきっとった眉はいつものキリッとした眉に戻っとった

望｢じゃあ流星たちんとこに戻るか｣

『…あーと』

望｢ん、ええよ。俺もいじめすぎたわ｣

甘え終わったAは決まって俺に抱きつきながら頭をグリグリと押し付ける

一種の癖やな

でもな！

グリグリと頭を押し付けるAは

まーじーで可愛ええ！