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直母「あら、Aちゃん、来てくれたの?ありがとう〜!」
オレンジ色のライトに照らされた暖かい部屋に直くんのお母さんがいる。
「すいません、またお邪魔しちゃって。。。」
直母「なに言ってるの。いつでも来ていいのよ。」
優しく微笑む姿は直くんそっくりだ。
直人「母さん、夕飯食べよ。」
直母「あぁそうだった!Aちゃん、お鍋好きよね?作りすぎちゃったの。」
「はい、大好きです。」
直母「ほんと?よかったぁ。たくさん食べていってね。」
暖かい。
直くんの家族は本当に温かい。
「いただきます。」
直人「。。。。どう?」
「おいしい!」
直母「よかった〜〜〜〜!!!!」
こんなに幸せな時が過ぎていくと、
この後に起きることが怖くなる。
こんな家に生まれていたら、なんて考えてしまう。
直人「どした?」
「なんでもないよ。おいしいなぁ、って思ってたの。」
直人「そっか。」
直くんがいなくなってしまったら、、、
そう考えて急に怖くなった。
アメリカに行ってしまうことは前から寂しいと思っていたけど、
怖いと感じたのは初めてだった。
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ごっちゃん - さくらさんこんにちは(^^)こちらにもお邪魔します!切ない過去のお話でしたね、、主人公ちゃんの落ち着く居場所はやっぱりNAOTOさんの隣でしたね!辛いことや大変な事があっても、NAOTOさんが側にいてくれるだけで頑張れますね! (2018年1月27日 15時) (レス) id: ff8fc10743 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:さくら | 作成日時:2018年1月16日 0時