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帰り道は遠回りをする。
このまま帰ったら家を出るお母さん達と鉢合わせしそうだから。
雨が降りそう。。
午前中はあんなに晴れてたのに。。。
ポツポツと落ち始める粒が目に入って痛い。
あれ、止んだ？
直人「傘ねぇの？」
頭上に傘があった。
「。。忘れた。」
こういう時、直くんは本当にタイミングよく来てくれる。
ヒーローみたいだ。
直人「ってかなんでこんな遠回りしてんの？」
傘の左半分に私を入れたまま直くんは歩き出す。
「遠回りしたい気分だったの。直くんこそなんで？」
直人「傘をささずに歩く小さい人が見えたからだよ。」
小さい人ってなに。
さりげなくけなされてるのに
なんか嬉しい。
直くんといると私はMになるみたいだ笑
「直くん、」
直人「ん？」
「、、、なんでもない。」
直くんは高校に入ってダンスを始めた。
中学は野球部に入っていて強制的に坊主にさせられてた髪もセットできるくらい長くなった。
高校三年生の今はダンスに夢中だ。
”アメリカにダンスの修行に行きたい”って現在おばさんに頼み中。
「あ、そういえば、おばさん許可してくれた？」
直人「ん〜、難しいよ。母さん頑固だからさ。」
顔をしかめながら直くんは言う。
「がんばって、直くん。アメリカに行って私にお土産を買ってくるんでしょ？」
直人「そんな約束したかなぁ。」
「え？！ひどい！！もう応援しない。」
直人「はは笑冗談だよ笑応援してよ。」
ニコッと笑う直くん。
嘘だよ、直くん。
応援してるから。本当に。
”だから、はやく帰ってきてね。”
って言えたらな。
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ごっちゃん - さくらさんこんにちは(^^)こちらにもお邪魔します！切ない過去のお話でしたね、、主人公ちゃんの落ち着く居場所はやっぱりNAOTOさんの隣でしたね！辛いことや大変な事があっても、NAOTOさんが側にいてくれるだけで頑張れますね！ (2018年1月27日 15時) (
レス) id: ff8fc10743 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：さくら | 作成日時：2018年1月16日 0時
