安田は双子(3 ((∞

【2】 ページ13

Aside




『あれは、おーくら、…』



もう開き直ってメンバーを探す。



メンバー探す、言うてもメンバーカラーを探すだけやけど。



『…んふ、あれ気まずいやん((笑』



黄色と赤の看板を見て思う。




今日しょーちゃんとこに帰ろかなぁ



やっぱり寂しいんやもん…



『んー………つめたっ』



顔に冷たいものを感じて空を見上げる。



いきなり雨？



空には黒い雲……



じゃなくて真っ白い雲。



日差しも出ている。



『にわか雨…か』



次第にポツポツ、と音を出して雨が強くなる。



あぁ、これはすぐ止むやつや



『どっか雨宿りする場所ないんかな』



すぐ止むとしてもこのまま突っ立ってたらびしょびしょになるんは確実。



『お、あそこでええやん！』



周りを見渡して目に入ったのは、



小さなカフェ…ちゃうくて隣のバス停



あそこで雨宿りしてまおう。



バス停で雨宿りってなんか、あれよな、青春や((



『…誰かおる、』



誰か知らん人がおんねんけど…



なんか嫌やなぁ。



でも、びしょびしょになる方が嫌やから渋々バス停に向かって歩いていく。





『わ、あの人知っとる』((









(相変わらず可愛い((笑)

■Happy Birthday→緑→←△虹色

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