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side…nishikido
街でドラマの撮影しとったら、見覚えのある人がおって、
思わず名前を読んでしまいそうやった。
…ほんまは人混みをかき分けてでも会いに行きたかった。
彼女は、Aは、俺の幼馴染み兼初恋の人。
ずっと、好きやった。
両想いって分かったのは中1のころやったけな、
両想いなんやって舞い上がってた時に運悪くAの親父さんの転勤。
まだ一人暮らしなんてできる年じゃなかったからAも当たり前のようについてくわけで、…Aが引っ越すことになった。
そん時に
｢いつか、迎えにいくから待ってろ｣
って、子供の俺なりに約束したんを覚えとる。
Aは、覚えてるんかな。
今でも忘れられん、なんて言ったら嫌われるかな。
久しぶりに会ったAはやっぱり可愛くて。
遠くから見ても綺麗な澄んだ目は変わってなかった事は分かった。
…大人になっなぁ。
Aに、もっかい会いたい。
そんな事が頭ん中をぐるぐる回って、全然撮影に集中できひんかった。
…あかん、動揺しまくりや。
案外撮影はすぐに終わって近くのカフェに入る。
それでも頭ん中はAばっかりで。
どんだけ好きなんや、と自分でも呆れる。
｢…A？｣
カフェのカウンターに座ってる、小柄な背中は、まさに愛おしいあの人で、
思わず声をかける。
『へ？』
振り向いた時のあほ面も間抜けな返事さえも可愛くて
｢Aやろ？｣
『りょ…お』
可愛い声で俺を呼ぶから、
…愛おしい。
『な、んで』
｢たまたま、休憩時間なん？｣
『あ、お昼休み…時間やばッ』
｢もう、行くん？｣
『…早退してまおうかな』
｢え、いけるん？｣
『ふふ、体調悪いってことで、秘密ね？((笑』
唇に人差し指を当てて微笑むAは、ほんまに大人っぽくなってて色っぽい。
『亮ちゃん…迎えに来てくれたん？』
関西弁になったAが俺を昔みたいに呼んでくる
…破壊力やばいやん。
｢待ってて、くれたん？｣
『待たないわけないやんか…』
泣きそうなAの言葉に驚く。
｢…遅くなってもうた｣
『ほんまやで、ずっとずっと待ってたんよ？』
｢少し話そう｣
黙って微笑んでるマスターにお金を払ってAの腕を掴む。
『うん』
(やっと、迎えに来てくれた)
(待たせてごめんな)
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▲くろみく▼(プロフ) - ゆうさん» 返信遅くなってすいませんっ！ほんとーですかっ！！嬉しいです…っ。そーゆーこと言ってもらえるとやる気出るんで助かりますーっ！笑 (2015年12月23日 17時) (
レス) id: 05e367bb1c (このIDを非表示/違反報告)
ゆう - マツコさんとの絡み大好きです( ´艸｀)ヒナちゃんとの奪い合い最高でした!! (2015年9月10日 12時) (携帯から) (レス) id: aeb5a81b57 (このIDを非表示/違反報告)
▲くろみく▼(プロフ) - 黒蜜さん» 全然気づかなかったです！ありがとうございます！！即直しておきました〜！ (2015年3月2日 0時) (レス) id: f2acb45ec8 (このIDを非表示/違反報告)
黒蜜 - すっごく面白いんですけど設定のとこのメンバーの呼び方横ちょは黒だと思います。 (2015年3月2日 0時) (レス) id: 6a36477d3b (このIDを非表示/違反報告)
▲くろみく▼(プロフ) - おんか∞さん» なんと、勿体無いお言葉！(( お世辞でも嬉しいです((笑 移行できたので、是非ついてきてくれると喜びます！！(( (2015年3月1日 18時) (レス) id: f2acb45ec8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ミヤ | 作成日時：2015年2月13日 0時
