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△8△ ページ8

「あの時はまだ知りませんでしたからね」


まさかこんな遊び人だったなんて…


勇「…悪い、記憶にない」


「えええ!」


記憶に…ない!?


そんな、せっかくの思いでガァ…


勇「いや、正確に言えばその頃の記憶を
 思い出したくないか…」


「思い出したく…な『お待たせしましたー』」


なんだろ…凄く気になる


でも、これ以上先は聞いては
いけないような気がした


だって、神宮寺さん









凄く辛そうな顔してるもん



「…さ、食べますよ!」


突然の声に驚いたのか
目が真ん丸になる神宮寺さん


そんなところも可愛い←


勇「…きか「神宮寺さん!」」


「食べないなら私がもらっちゃいますよ?」


勇「…そんなに食べたら太るよ?」


「うぅ…冗談ですよ」


勇「…はい、アーン」


…ふぇ?


勇「何、いらないの?
  じゃあ、俺が「い、いります!」」


勇「アーン」


「自分で食べますよ…」


アーンなんて恥ずかしすぎて顔が燃えそう


勇「だーめ、彼氏の言うこと聞いてくださーい」


ぐぬぬぬぬ…


勇「…アーン」


…パクッ


勇「…美味しい?」


私は真っ赤な顔を隠しながら
全力で首を縦に振る


勇「ふは、そんなに振ったら首おれるよ」


チラッと見た神宮寺さんの顔は
あの時の笑顔と似ていた

△9△→←△7△



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ささやん - とっても面白いです。最後がどんな風になるのか楽しみです。更新頑張ってください。応援しています。 (2017年7月28日 0時) (レス) id: 1ae2def1e5 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:Y | 作成日時:2017年7月17日 22時

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