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「あの時はまだ知りませんでしたからね」
まさかこんな遊び人だったなんて…
勇「…悪い、記憶にない」
「えええ!」
記憶に…ない!?
そんな、せっかくの思いでガァ…
勇「いや、正確に言えばその頃の記憶を
思い出したくないか…」
「思い出したく…な『お待たせしましたー』」
なんだろ…凄く気になる
でも、これ以上先は聞いては
いけないような気がした
だって、神宮寺さん
凄く辛そうな顔してるもん
「…さ、食べますよ!」
突然の声に驚いたのか
目が真ん丸になる神宮寺さん
そんなところも可愛い←
勇「…きか「神宮寺さん!」」
「食べないなら私がもらっちゃいますよ?」
勇「…そんなに食べたら太るよ?」
「うぅ…冗談ですよ」
勇「…はい、アーン」
…ふぇ?
勇「何、いらないの?
じゃあ、俺が「い、いります!」」
勇「アーン」
「自分で食べますよ…」
アーンなんて恥ずかしすぎて顔が燃えそう
勇「だーめ、彼氏の言うこと聞いてくださーい」
ぐぬぬぬぬ…
勇「…アーン」
…パクッ
勇「…美味しい?」
私は真っ赤な顔を隠しながら
全力で首を縦に振る
勇「ふは、そんなに振ったら首おれるよ」
チラッと見た神宮寺さんの顔は
あの時の笑顔と似ていた
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ささやん - とっても面白いです。最後がどんな風になるのか楽しみです。更新頑張ってください。応援しています。 (2017年7月28日 0時) (レス) id: 1ae2def1e5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:Y | 作成日時:2017年7月17日 22時