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浜辺に着くと、少し離れたところからでも聞こえる賑やかな声
智「ほら、相葉ちゃんたち、もう居る」
「あ、ホントだ･･････よかった･･･。」
バイクから降りると、プールから上がった時みたいに体がズーンと重く感じて、少しよろけると
智「･･･っ、あぶねー。そのうちコケるぞ。」
「うわっ！ごめんなさいっ！！」
先輩が私の体を腕一本で支えて、眉をしかめた
どうして私はいつも、こんななんだろうー･･･
先輩の前だとすぐに、いっぱいいっぱいになっちゃって、どうしようもないよ、ホント
思わずジワっと、涙が目に浮かんで、溢れないように瞬きをグッとこらえた
智「あぶなっかしくて、見てらんねぇ。
砂、雨で濡れて足取られっから･･･、そのまま掴んどけ」
「は、はいっ」
先輩がやけに優しくて、金色の髪の毛がまた更に滲んでいく
私の手が少し迷いながらも、先輩の綺麗な腕の方を控えめに掴み直すと、先輩がそれを待ってたみたいに歩き出した
「･･･ありがとうございます。」
智「別に･･･こんくらい」
「そうじゃなくて！いや、それもあるんだけど･･･、えーと･･･だから、そのぉ･･････」
智「なに」
「えーと、だから！今日の暴走に連れてってくれて、ありがとうございます！！」
夜に紛れるかな、私のこの必死な顔。
見えてなきゃいいけど、ホントは、見えて欲しい。
伝えたくて、頑張ってるから･･･届けばいい！！
「私、生まれて初めて、あんな素敵な景色見ました！
きっと一生忘れられないです。」
私が立ち止まると、それにつられて振り返った先輩ーー･･･
真っ直ぐ見つめるなんて恥ずかしくて、出来たことなかったけど、吸い込まれるように先輩の瞳から目を逸らせなくなった
智「･･･別に。
別にあれが最後じゃねぇし、また見てぇなら連れてってやるよ」
「〜〜っ、はいっ！！」
頼りない月明かりが照らしたのは、先輩の照れくさそうな横顔と、少し緩んだ目尻
伝えたいことの半分も言えなかったけど
･･･少しくらいは、この勇気に免じて、届いたって思ってもいいよね？
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ぺろちゃん(プロフ) - ハムちゃんさん» ハムちゃん、お久しぶりです！またこちらに来てもらえて、すごく嬉しいです！！青春、いいですよねー･･･。頭の中で、想像して楽しんで頂けたら幸いです┏○笑 移行にもう少し時間を頂きますが、また宜しければ遊びに来てください(*´∀｀) (2015年1月19日 14時) (
レス) id: fdf9c797eb (このIDを非表示/違反報告)
ぺろちゃん(プロフ) - えりんこさん» 私も、そのシーンを書いてる時、すごく楽しかったです。笑 細かな所まで気付いてもらえて、感動です！にのあいコンビのだらけ具合が私もお気に入りです♪笑 更新、お互いに頑張りましょう！！応援してます┏○！ (2015年1月19日 14時) (レス) id: fdf9c797eb (このIDを非表示/違反報告)
ぺろちゃん(プロフ) - ちえさん» 次のパートでは、色々と今までのお話が繋がるように書けたらな、と思ってます！ただ、主人公ちゃんと智くんが結ばれるかは･･･私にも謎です！笑 移行にもう少し時間を頂くことになりますが、また、お暇な時に覗きに来て頂けたら幸せですm(*_ _)m♪ (2015年1月19日 14時) (レス) id: fdf9c797eb (このIDを非表示/違反報告)
ぺろちゃん(プロフ) - ゆりさん» ベタな青春チックなのですが、私も青春時代を必死に思い出しながら文字におこしました。笑 せめて夢の中でもと思ったのですが、共感して頂けて嬉しいです！もう少し移行に時間がかかりそうなのですが･･･よろしくお願いします！ (2015年1月19日 14時) (レス) id: fdf9c797eb (このIDを非表示/違反報告)
ハムちゃん(プロフ) - 更新ありがとうございます！青春したくなりましたー！！お忙しいとは思いますが、無理せず更新お待ちしております^ ^！ (2015年1月18日 11時) (レス) id: b71cbad781 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぺろちゃん
| 作成日時：2014年12月15日 15時
