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ーーー
ーー
ージャミルsideー
ジャ「……………………はぁ」
「………………」
カリムの質問に答え、寝かしつけて戻ってきたら、俺の愛する人も眠っていた。
……久しぶりの宴ではしゃいで疲れたのかもな。
柔らかい金髪を撫でる。
すぅすぅと心地良さそうな寝息を立てている。
ジャ「ふっ……本当に可愛いな」
だが。
危機感がないというか……無防備だ。
勉強中は意識しないようにいていたが、薄手の寝間着姿は華奢な体を艶やかに思わせてくるし、彼女のシャンプーの香りに欲が刺激される。
俺は、戻ったら続きをするなんて呟いて離れたのに、この状態でおあずけか？
ジャ「……A…………〜っ」
昂る欲を振り払うように頭を振った。
ジャ「はー……っ」
……仕方ない。
今日はゆっくり休ませてやろう。
今日は、だけどな。
力の抜けた体を抱えて、ベッドへ寝かせた。
勉強道具を片付けて、明日の準備を一通り終えて、俺も布団へ入った。
ジャ「………………………………はぁ」
本っっっ当に無防備だな！
寝返りを打ったのか、顔が向き合った。
わざわざ外側を向けて寝かせたのに。
ジャ「これじゃ、何されても文句言えないぞ？」
柔らかい頬をつまむと、嬉しそうに微笑まれた。
「ふふ……先輩…………好き……」
ジャ「〜〜っ。俺もだよ」
布団をかけ直して、Aに背を向けた。
とてもじゃないけど向き合って寝られない。
……可愛いすぎて。
ーー
ーーー
「……ん〜……あれ、朝？？」
私、先輩を待ちながら勉強してたけど、寝落ちしちゃったんだ……。
「へぇ！？」
至近距離にジャミル先輩の顔があり声が裏返る。
寝起きにこれは……心臓に悪い。
いや、良い意味で！
だって先輩……顔立ちが美しいもの。
私が寝落ちたから一緒のベッドで寝てるのかな……？
ジャ「……起きたのか」
「お、おはようございます……っ」
ジャ「ん……おはよう」
うっ……寝起きの笑顔……ドキドキする。
「今日もかっこいいですね……」
……私は何を言ってるの。
ジャ「……うん」
あれ？
先輩、寝ぼけてる？
ちょっとぼーっとしてるような……
「！？」
ぐっと体が引き寄せられて、腕の中に閉じ込められた。
ジャ「Aも、今日も可愛いな……」
耳元で声がするし、先輩の体の温かさが伝わってくる。
「〜〜！？」
混乱しそうになりながら、好きな人と過ごせる幸せを噛み締めた。
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sane(プロフ) - すﾝずさん» ありがとうございます！！これからも面白さを交えつつ幸せあふれる話を書けるよう頑張ります！ (2020年6月7日 20時) (
レス) id: e18b026987 (このIDを非表示/違反報告)
すﾝず - すんごい面白いです！！！！更新頑張って下さい！！！ (2020年6月7日 9時) (レス) id: 6823c0d55a (このIDを非表示/違反報告)
sane(プロフ) - ラムさん» コメントありがとうございます！毎日更新していますので楽しみにお待ちくださいませ〜！(*´∇｀) (2020年6月6日 22時) (レス) id: e18b026987 (このIDを非表示/違反報告)
ラム - 話しの続きが気になる (2020年6月6日 22時) (レス) id: 9e05ed3410 (このIDを非表示/違反報告)
sane(プロフ) - AILEさん» 初めまして、嫉妬ジャミルを可愛いと言っていただけて嬉しいです……！これからも良い具合に嫉妬させますね！(笑)ありがとうございます！更新、頑張ります！！ (2020年6月2日 23時) (レス) id: e18b026987 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：さね | 作成日時：2020年6月2日 17時
