ジェームズ・ポッターの妹は吸血鬼 (ページ29)

今日:17 hit、昨日:2 hit、合計:6,617 hit

僕のキャラって何！！？　ジェームズside ページ29

ジェームズside

「リーマスは雰囲気的に女子力高めなんだよ。」
「うんうん。分かる。」

ピーターがこくこくと頷く。
ねぇちょっと酷くない？

「しかし打って変わってジェームズは雰囲気とキャラがかみ合ってない！！」
「ねぇ、だからキャラって何さ！！」

僕は妹のための完全装備をキャラじゃないで文句をつけられていた。
もう僕涙目。お兄ちゃん泣いちゃうもん。

「うわぁああん！僕は愛しい愛しい妹の為にやっているんだよ～！！」
「わっ、泣いた！」
「ジェームズが泣いちゃった！」
『えっ、お兄ちゃん！？』

僕がえんえんと泣き出すとみんなぎょっとした。
すると何処からかリリーが来た。

「ちょっとポッター！！うるさいわよ！迷わｋ…って何で貴方泣いているのっ！！？」

リリーは僕を見るなり取り乱した。
焦っている君も素敵だよ…じゃなくて…

「シリウス達が僕のアカネへの愛をキャラじゃないで否定するんだぁあ～！！」
「キャラじゃない？」

かくかくしかじか(´・ω・`)

「成程…？」
『でも、キャラって何？あたしのために沢山してくれるのがお兄ちゃんなのに、なんか違うの？』

アカネはシリウス達は疑問の目で見つめる。
アカネの純粋な♡きゅーてぃくる・あいず♡で見つめられたらみな心が痛む。

『お兄ちゃん、もう泣かないで？あたしも悲しくなっちゃう…』

アカネはうつむいてしょぼーん…とした。
ダメだ！アカネを悲しませちゃいけない！！

「大丈夫！もう泣かないよ！やっぱりアカネは可愛いなぁ♡」
『えへへ～//、お兄ちゃんもかっこいいよ～？』
「アカネ…」

もうこの言葉だけで生きていける。
僕の妹、マジ、天使。

ぎゅうっ

『きゃっ！えへへ//ぎゅ～♡』
「ぐはぁっ！！」
「…」

可愛すぎる。やばい。
あ、シリウスが羨ましそうに見てる。
…シリウスって、アカネの事好きなのかな…？

アカネはシリウスの事気に入ってるみたいだし、シリウスもいい人。
僕が決めることじゃないけど、アカネはシリウスに任せたいな。
アカネに大切な人ができて、その人に守ってもらえるようになるまでは、僕が守ってあげなきゃ。

ジェームズside end

---------------

ジェームズsideの時いっつもなんか終わり方シリアスというかなんというか暗くなってる？
…気にしなーい気にしなーい。