瑛都高校のエイト (ページ5)

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教室に入ってすぐＨＲ。

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「では、去年と同様、エイトから紙がきたので、内容をちゃんと書いて

音楽室の前にある箱の中に入れること。」

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先生は教室から出た。

今年は優希とクラスが離れてしまった。

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１人の女の子がAに近づいた。

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「Aさんって、去年高一のくせに、No.１美女に輝いた人よね?」

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くせに、を強調する子。

「あなたの名前は?」

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配布された教科書をカバンにいれるA。

「梅原桃花。よろしく。」

「うん。」

桃花はAからはなれて、先生から配られたエイトの紙を持って、

「これ、梅原桃花にして。お願いっっ!」

上目遣いでお願いし始めた。

男は桃花の、とれてるボタンからチラッと見える胸を見て、「もちろんっ」と言った。

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男も男だけど、女も女。

私には仲良くなれそうじゃない。

Aは屋上へむかった。

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