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「風浜先輩!
ヒドいじゃないですか!」
「知るかっ!
っつか、なんで私の苗字を知ってんの?」
大倉はにやけた。
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「A先輩は、僕のこと嫌いじゃないと思います。」
質問には答えなかった。
「なにを根拠に…。」
「いつか、A先輩を振り向かせて、エイトに入れて見せます!」
「なに言ってんの?
それはダメ!
私が許さないよ!」
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優希は黙っていられなかった。
「いやいや。
なんで先輩の許可が必要なんですか?」
「私はAの親友だから、当たり前でしょ!」
優希は一歩もひかない。
「先輩はエイトが嫌いかもしれないけど、
A先輩は興味がないだけです。
興味をもたせれば…」
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そのとき、制服に着替えたAが入ってきた。
「優希、食堂で、一緒にご飯を食べない?」
優希は大倉のことを睨んでいる。
「…優希?」
優希はハッと我に返った。
「なに?」
「あ、寮の食堂で一緒に朝ご飯…」
「あー。
食べよ。」
２人は部屋を出た。
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「よし、俺頑張ろ。」
大倉は着替え始めた。
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革ベルト
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作者名：亜矢 | 作成日時：2012年8月27日 10時
