私はやっぱり運は悪かった

Day ６ ページ8

時は流れ……。




あれから１ヶ月。

ついに私も新しい会社が見つかったんですよ！！


たまたま求人サイトで見つけて、

即応募して、内定決まって……。




今日から心を入れ替えて、頑張ろう……


関「居候なのは変わらないけどな」
『……そ、そのうちお金貯めて、、』
関「あっはは(笑)嘘だって」




関「いってらしゃい」






.







.







社「えー今日から一緒に働くことになります、平田さんです」

『……平田です。よろしくお願いします』


ﾊﾟﾁﾊﾟﾁﾊﾟﾁ





上「じゃあ平田さんの席はここね？」
『はい！』







ｼﾞｰｯ



……なんか見られてる？





ｼﾞｰｯ




……隣の人だよね？え、気のせい？






『あのー』
「あの！」



……え





『どうかされました？』
「……覚えて、ない？」




……まったく、最近の流行りなの？

一言目に「覚えてない？」って。





『覚えてって、何を……』
「えっ本気で覚えてないの？」




……よし、こういう時は顔をよく見る方がいい。




どっか、どっかで…見た、、ような。





『あ！！』


上「なにーどしたー？」
『あっいえ！なんでも！』



『……もしかして、建築士になったっていうバレー部の人って、祐希くんだったの？』

石「えっ誰情報？」




石「久しぶりだね。A」









.






.







一年後。




関「…なんか寂しくなるな」
『どういうことですか(笑)』



今日からやっと、一人暮らしを始める。




関「また会おうな」
『当たり前だよ！』








.






.





石「ふーんやっと一人暮らしなんだ」

『…バカにしてる？』
石「半分」
『おい』




『あ、そう！話したいことあるんだけど』
石「うん。なに？」


『実はね……』

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