Day 26 ページ29
ﾋﾟｰﾎﾟｰﾋﾟｰﾎﾟｰﾋﾟｰ……
石川side
石「あれっなんで誠大？」
関「……一応ここの病院勤めてるんで」
石「あれっそうだっけ……」
1番手前にいた誠大に話しかけたはしたけど。
奥にいるのは、
西田と、マサさんと、、李さんか。
石「……Aは？」
関「多分もうちょいかかるかな…」
石「あ、そう……」
重苦しい空気に耐えかね、
もうすぐ誰かが喋る……はずもない。
ただ、沈黙を破ったのは
西「……すんません」
柳「だから、西田のせいじゃないってば」
西「……あの時一緒に帰ったげれば」
石「じゃあお前が怪我してたかもしんないだろ？」
西「……いっそ俺が怪我すれば」
ﾊﾟｱﾝｯ
柳「いい加減にしとけ」
……マサさんが西田を叩いた？
柳「仕方ねーだろ。不幸が重なっただけだ」
西「……」
納得言ってなさそーな顔だな。
ﾌﾟﾙﾙﾙﾙｯ
西「あ、……俺仕事行かんと」
李「気をつけてね」
行きたくないと言わんばかりの表情の西田に、
泣きそうな顔の西田に、
柳「……大丈夫だ。絶対生きてるよ、Aは」
李「そうそう。もう死んだみたいな顔しないでね」
関「……勝手に殺 すなよ」
みんな心配してんだな。
……俺？俺も心配してるよ？
西「……祐希さん」
石「謝るなよ、誰にも。お前は悪くないから」
石「……謝るのはAくらいにしとけ」
西「……はい」
西田が、仕事へ行き、
数分後に健太郎が来た。
……当番が逆だったのかね。
高「なぁAは？生きてる？死んでない？」
石「勝手に殺すな、ばーか」
柳「ばかはやめとけ」
関「せめてアホにしとけ」
李「生きてると思うよ」
高「よかった……」
高「てか、半分悪口だったのは気のせい？」
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作者名：jam | 作成日時：2020年5月19日 22時
