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4輪目 ページ6

二人と別れた後、正門へ向かうと、見慣れた姿が目に入る。

「真ちゃん!」
声をかけながら彼の方へと駆け寄る。彼は電話帳を手に佇んでいた。

「ミケ。さっさと帰るぞ。」
彼はそのまま私の手を取って歩き出した。そんな彼に、伝えたかった言葉をまず伝える。

「1軍おめでとう、真ちゃん。私も真ちゃん達を支えられるよう頑張るからね。」
「…当然なのだよ。」

握られた手に力が少し加わった。


「取り敢えず、本格的な練習は明日からだもんね。頑張ろうね、真ちゃん。」
「あぁ。」

手を繋ぎながら、とりとめのない話をしながら私達は家へと帰った。

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作者名:みぃ太郎 | 作成日時:2023年6月22日 13時

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