弱点【JM】

08【JM】 ページ9

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Aさんは、とても可愛い。






「教育係のイム･Aです。分からない事があれば聞いて下さい」





最初は綺麗な人だと思っていたけど、仲良くしようと思って色々言ったら、思ってたより戸惑っちゃったみたいで。

そんな所が可愛いなあなんて思っていれば、いつの間にか惚れていた。一目惚れも同然だろう。



ちゃんとしてるかと思えば、たまにどっか抜けてて、可愛いし、可愛いAさんは俺だけのものであって欲しいとまで思った。熱しやすい性格では無かったのに、どんどん俺が惚れ込んでいって。



流れでさらっと告白してみれば、やっぱりめちゃくちゃ困ってて、たじたじで、あたふたしてて。平然装いながら目が泳いでいる姿がたまらなく愛おしくて。早く俺のものにしたい、俺が守ってあげたいと強く願った。

でもここで欲をさらけだして嫌われれば一気にイメージダウンだから、ゆっくり俺に慣れさせようと考えた。今すぐ付き合いたいけど、その返事はあまり考えさせないようにして。



別に恋人関係になれなくても、Aさんの隣にいれればいいかなって思った。だから今まで通り普通に絡みに行ったけど、俺の事考えてんのかやっぱりあたふたしてて、めっちゃ可愛い。

ちょっとしたアタックをし続けながら、Aさんの反応を楽しんでいた。



好きという気持ちが収まることはなく、一緒にいれば居るほど可愛くて、愛おしくて、好きが溢れて

1ヶ月足らずで、ここまで誰かに夢中になったのは、Aさんが初めてだった。

俺の理性がいつまで保てるのか、少し不安になるほど...。

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