148. ページ48
最寄の駅までバスで向かって電車で帰る
｢スニョンはどうして私のことAちゃんって呼ぶの？｣
HS｢癖かな。｣
｢ふーん。｣
HS｢A。｣
･･･どきっとした
HS｢って呼んでほしいの？｣
｢ううん。Aちゃんって呼ぶのはスニョンだけだから気になっただけ。｣
HS｢やは〜^^じゃあ、これから誰にもAちゃんって呼ばせないで、"僕だけの"を守ってね･･･^^｣
今日何回見たのか、切なそうな笑顔
スニョンは疲れたのか帽子を深く被ると私の肩にもたれて寝てしまった
私も眠いけどどこで誰に見られてるか分からなくて、無防備に寝るスニョンを守らないとという使命感に燃えた
駅に着いてスニョンを起こして、乗り換えて、10何時間ぶりに家に帰ってきた
明日スケジュールが朝からあるって言ってたのに珍しく泊まっていくらしい
HS｢お風呂入っておいで。｣
｢うん。｣
準備してお風呂に入るスニョンも入るから早く出ると、スニョンが交代で入っていって、まだ早い1年の記念日の為に準備したプレゼント･･･喜ぶ顔もみたいけど、何か照れくさくてスニョンのカバンの中に押し込んだ
いつ気づくかな
象になった足を上に上げてプラプラしてるともう上がってきたスニョン
｢相変わらず早いね。｣
HS｢そう？｣
へらへらしながらスキンケアをするスニョン
ドライヤーを持ってきて自分の髪を乾かして私の髪まで乾かしてくれたから、電気を消してベッドに横になった
何を話すわけでもなく手を繋いで寝転んだ
暗い中、視線を･･･感じてスニョンを見ると瞼に落ちるキス
言葉を発そうとすると塞がれる口
HS｢･･･いい？｣
って聞くからキスで返した
やっぱり、感じる違和感
いつも優しいスニョンだけど今夜は一段と優しく愛してくれてる･･･のに、私の顔にスニョンから溢れた涙がぽたぽた落ちてくる
理由を聞こうとすると、口を塞がれて、私が手を伸ばすと起き上がって距離を取る･･･
私も起き上がってスニョンを抱きしめると、何回もごめんって謝るから不安になった
｢やっぱりスニョン変だよ。何？｣
首を横に振る
｢･･･私には言えない？｣
答えは返ってこなかった
目の前には疲れて眠るスニョン
目には涙の後があって頬を撫でるとまた涙が出てくる
起きてるのか、寝てるのか･･･
一日中遊んで目を閉じればいつでも眠れそうなのに、切なく笑うスニョンが頭から離れなくて･･･怖い
スニョンにぎゅっと引っ付いて目を閉じた
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 838人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ちい(プロフ) - ちぃさん» コメント見てニヤけました^^嬉しすぎます！！キュンキュンしていただけてなによりです^^応援ありがとうございます！！ (2019年3月5日 14時) (
レス) id: af0d5dd176 (このIDを非表示/違反報告)
ちぃ(プロフ) - あぁあぁあー更新してくれるたび毎回いい！！！ホシペンなんでたまらん！！！想像できる感じがまたきゅんきゅん！！！ほんとおもしろいです！！！応援してます！！！ (2019年3月4日 2時) (レス) id: 687d10612a (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ちい
| 作成日時：2019年2月12日 0時
