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第15廻 ページ15

葉はもう2回戦も終わったらしい。

1回戦はホロホロと。2回戦はファウスト8世とかいう奴と。

俺は試合なんてまだ1回もしてない。

と、いうより通知が来ない。

このオラクルベルとかいうやつ…俺のだけ不良品じゃ?

A「ん〜…よくわかんねーな…。」

「ちょっとそこの君。」

急に路上販売のオッサン(?)に声をかけられた。

めちゃくちゃ怪しいんだけど。

A「誰だてめぇ」

「まぁここではアレだ。少し人のいないところに。」

誘拐?

いや、俺みたいなやつ攫う奴なんかいねぇよな。

しかも危険なにおいがあんまりしねぇ。

ついて行っても大丈夫か。

=公園=

A「で?俺に何の用?」

シルバ「私はシルバ。君の出場しているS.Fの十祭司の一人だ。」

A「ふぅん……んで?その祭司が俺に何の用があるわけ?」

オラクルベルの故障に気付いたのか?

ならさっさと・・・

シルバ「君のオラクルベル・・・誰からもらった?」

A「誰って…お前と同じ祭司とかいう奴。」

シルバ「名前を覚えているかい?」

A「名前ェ?あー…確かー…ハオってやつ。」

シルバ「ハオ?!」

A「おう。なんか無理矢理渡された。"君はS.Fに参加するべきだ"って。」

そういうとシルバは顔をしかめた。

俺なんかまずいことでも言ったのか?

A「お、おい…俺が参加して困るんなら辞退するぜ?」

シルバ「え?…あぁ、失敬。君は参加してくれて構わないよ。」

ニコッと笑い続けて、私が君の担当をしよう。と言った。

なんかよくわかんねーぞ?

シルバ「ハテナマークが飛び散ってるぞ。」

A「だって理解できねーんだよ。」

シルバ「まぁ、これからよろしく頼むよ。Aちゃん。」

__?!

A「おま…なんで…」

シルバ「龍嬢Aさんだろう?」

A「そうだけど…」

なんで分ったんだ、コイツ!!

制服だって男のだぞ…なのに、なんで…

シルバ「君はパッチでは有名なんだ。とくにS.F関係のね。龍嬢家の人としてもあるけどそれ以前に女の子で男口調…自分が女であることを隠しているという点でね。」

A「・・・っ」

シルバ「そんな睨まないでくれ。いろいろ事情があるんだろう、効かないさ。とりあえずS.Fは頑張ってくれ。」

じゃあ、と片手をあげてどこかに行った。

パッチ、十祭司、S.F、ハオ。

なんかマジで良くわかんねーや。

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道由唯 - 頑張って下さいね!応援していますよ (2014年2月23日 17時) (レス) id: e7dc317384 (このIDを非表示/違反報告)
じゃこ - 道由唯さん» はじめまして、コメントありがとうございます!更新速くするよう頑張ります! (2014年2月23日 14時) (レス) id: ece5784502 (このIDを非表示/違反報告)
じゃこ - 葉君さん» ありがとうございます、がんばります((決め顔 (2014年2月23日 14時) (レス) id: ece5784502 (このIDを非表示/違反報告)
道由唯 - はじめまして!凄く面白かったです!続きが気になります!(≧∇≦)b (2014年2月22日 10時) (レス) id: da32f38abb (このIDを非表示/違反報告)
葉君 - じゃこさんの書いた小説は、面白いです!!頑張ってください!!(=´∀`)人(´∀`=) (2014年2月3日 17時) (レス) id: adeb9f40ab (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:じゃこ | 作成日時:2014年1月13日 18時

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