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私は次に公安に回ってくる事件について後輩と打ち合わせをしていた。

会議室から戻って公安部署のドアを開こうとする。すると廊下で見慣れた黒髪に声を掛けられる。





「A、明日デートしないか?」





『………はぇ?』










「もう一度言う。明日デートしよ?」










『…っっっはあああぁぁぁぁぁ!?!?!?!?』

「うるさいぞA!」

玲さんに笑われても、私は叫び声が抑えられない。玲さんとデート!?!?!?私が!?!?なぜ!?!?!?!?

思考がフリーズする。

『…』

「おーいAー?」

『…あ!!捜査ですか!?事件概要教えてください!!』

「いや、デート。」

『…あぁぁ!!何か厄介な女性に絡まれているんですか!?!?倒します!!』

「はは、デートだってば!折角足も治ったしね。」

玲さんは自身の足に目を落とす。

『…でー、と?』

「うん。デート。」

玲さんがふに、と私の頬をつまむ。

「…?」

上目遣いをする玲さん。かわいいむりかわいいかわいいいいいいいい

『…いきまひゅいかせてくだしゃい…』

「うん!じゃあまた連絡するね。…これ、零には内緒だよ。」

玲さんはぽん、と私の頭に手を置いてから先にドアを開けて入る。

『…何が起きてるんだ…』



「ドアの前に突っ立ってどうしたんだ?A。」

『っどわああああぁぁぁぁ!!!!れれれれれれれれ零!!!!』

後ろから零に声を掛けられる。

「お、おぉ…なんだ、何かあったのか?」

心配そうな表情で私の顔を覗き込む。

『いいいーーやなんでもない!!さー仕事しよーーっと!!!!』

「妙だな…」

怪しむ零を放って私はドアを開けて急いで自席につく。内緒って言われたもんね!!!

にやにやと上がってしまう口角を必死に抑えながら1日仕事をこなす。

玲さんとデート??本当に???私が???

『ふへへへへへ…』

「ど、どうしたんですかAさん…」

後輩に苦笑いされる。





仕事を終えて家に帰る。食事、風呂を終えて布団に入る前に明日の服を選ぶ。



『ふんふんふーん…』

明日は駅に集合してから映画を見に行こうということになっている。玲さんとデート!!

今までも出掛けたことはあるが、仕事絡みか他にも誰かいた。

『えへへ…』

玲さんはどんな服が好みかな。いつもスーツだけれど、玲さんの私服はどんな感じなんだろう。

口角が上がりっぱなしだ。



『楽しみだなぁ…』

私は服を選んでから眠りにつく。

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- 久しぶりに来たら続きが更新されててうれしい🎵⤴️ (8月22日 15時) (レス) @page50 id: 5bd30ec6cb (このIDを非表示/違反報告)
微睡(プロフ) - 泉さん» ありがとうございます!ゆるりと更新していくので読んでやってください! (8月5日 10時) (レス) id: abcbb5d66a (このIDを非表示/違反報告)
- 1ページの文字数が少なくて読みやすいです! 更新頑張って下さい! (8月4日 7時) (レス) @page6 id: 5bd30ec6cb (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:微睡 | 作成日時:2023年7月31日 18時

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