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『零、危ない!!!!!!』





パンッ





鋭い銃声。撃った人間は気味の悪い笑みを浮かべる。

そのまま倒れる零。

私の腕の中で血まみれになりながら小さく息をする。

『っ零?零!!零!!!』










『っれい…』

は、と目が覚める。随分と現実味を帯びた夢を見たようだ。



「呼んだか?」

私が寝ていたベットの横に椅子を置いて腰かける人影。見慣れた黒髪。



『玲さん…いいえ。』



焦る気持ちを抑えて問う。ただの夢なのに。何を真剣になっているんだ。

『あの、零は…?』

「ああ、それをAに伝えようと思ってな。」





「さっきAが担当している事件に動きがあったんだ。それで零が今現場に向かっている。Aは寝かせてやってくださいってさ。」





心臓が大きく鳴る。まだ反応が鈍い体を無理やり動かしてベットから飛び降りる。

「え、A?」

『どこですかそれ。』

「ちょ、落ち着い…」

『どこですか!!!』

「…着いてこい。」

私の緊迫さに感化されたのか、玲さんは私の腕を引いて仮眠室を出る。



「俺が運転するから。」

そのまま駐車場へ向かう。連れて行ってくれるようだ。

『ありがとうございます。』

鼓動が落ち着かない。夢なんか信じている方が馬鹿らしい。



でも、今回の事件で拳銃が関わっているのを知っているのはまだ私だけのはずだ。

もし零が気づいていなかったら…





『…っ零が危ない。』





私と玲さんは今回の現場へと車を走らせる。

道中、玲さんは私が寝ていた間に起きた進展を話してくれた。

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- 久しぶりに来たら続きが更新されててうれしい🎵⤴️ (8月22日 15時) (レス) @page50 id: 5bd30ec6cb (このIDを非表示/違反報告)
微睡(プロフ) - 泉さん» ありがとうございます!ゆるりと更新していくので読んでやってください! (8月5日 10時) (レス) id: abcbb5d66a (このIDを非表示/違反報告)
- 1ページの文字数が少なくて読みやすいです! 更新頑張って下さい! (8月4日 7時) (レス) @page6 id: 5bd30ec6cb (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:微睡 | 作成日時:2023年7月31日 18時

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