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No side



「まさか2人して一気に潰れるとはね…」

玲ははは、と力なさげに笑う。

零とAが競い合っているのをぼんやりと見ていると、突然大きな音を立てて2人が机に突っ伏した時は毒でも盛られていたのか、と玲はひどく焦った。

玲は隣で眠る零、向かいで寝息を立てるAを交互に見る。



「いつも公安で最前線で仕事してる2人が無防備に寝ちゃって…」

玲はそっと2人の頬を撫でる。

「ん…」

零がくすぐったそうに顔を振る。

「零もAも可愛いなぁ…」





「俺が守ってあげなきゃな…」





零、Aはその優秀さから2人の後輩からはひどく尊敬され、先輩達からも一目置かれている。



そんな2人が力を抜けるのはたった1人、桐生玲の前だけなのだ。





玲のスマホが小さく振動する。メールだ。

玲はポケットからスマホを取り出す。それはいつも玲が使っているのとは違うものだった。

メールを開く。










[明日の午前3時。ーーーで○○○○を殺せ。いつも通り死体は好きにしろ。





ジン]










玲は今までに見たことないような冷たい目でスマホの画面を見つめる。

「…」

素早く返信を打つ。


[了解]



スマホをポケットに戻す。その頃にはいつもの優しい目に戻っていた。



「さぁて…この2人をどうするかだな…とりあえず零を起こすか。」





スパーーンッ

「っっつうぅぅっっ!!!」

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- 久しぶりに来たら続きが更新されててうれしい🎵⤴️ (8月22日 15時) (レス) @page50 id: 5bd30ec6cb (このIDを非表示/違反報告)
微睡(プロフ) - 泉さん» ありがとうございます!ゆるりと更新していくので読んでやってください! (8月5日 10時) (レス) id: abcbb5d66a (このIDを非表示/違反報告)
- 1ページの文字数が少なくて読みやすいです! 更新頑張って下さい! (8月4日 7時) (レス) @page6 id: 5bd30ec6cb (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:微睡 | 作成日時:2023年7月31日 18時

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