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来客に気づいた先生が穏やかな笑みを浮かべて、こんばんはと挨拶をする。私もそれに挨拶を返す。
少しだけミシマ先生と話したいと思い、画面に近づくとナオさんが私の横を通り過ぎた。
「あの…私、先に景品交換所で待ってます。」
『え……あ、分かりました。』
そう言って、ミシマ先生の方を見ずに足早に交換所の方へと行ってしまった。
ミシマ先生の前でそっけない態度をとった彼女を珍しく思うと同時に、疑問が浮かぶ。
『ミシマ先生、はじめまして。白川Aと言います。』
「ええ……はじめまして。貴方がAさんですね。」
AIのミシマ先生はゲーム前の記憶しか持っていないので、改めて自己紹介をする。しかしおそらくナオさんから聞いていたのか、私の名前をミシマ先生は知っているような反応を示した。
ミシマ先生ならナオさんのあの態度の理由も知っているだろうと思い、尋ねてみることにする。
『ナオさんは……どうしちゃったんですか？』
「……ナオさんは、前を向こうとしているのです。」
まるで今日が卒業式のように先生が言った。
たった一言であったけれども、何を言いたいのかはっきりと分かった。
『……ナオさんは、とても強い人ですね。』
「はい、とても。」
景品交換所で何かを真剣に見つめているナオさんを見ながら、先生に言うと同調の声が返って来た。
ミシマ先生と生きている間にゆっくり話してみたかった。
きっとどんな話でも優しく親身に聞いてくれたんだろうと、AIの先生と話していて思った。
『今はナオさんを待たせているので……また後で話しに来ても良いですか？』
「もちろん、私はずっとここにいますから。いつでもどうぞ。」
『それでは……また後で。』
「はい、また。」
画面に向けて軽く頭を下げて、ナオさんの方へ少し駆け足で向かう。
近くに来てみて分かったが、さっきからナオさんは犠牲者のビデオを見ていたらしい。私が足音を立てても、それに気づかないぐらい何かを真剣に考えている。
ナオさんに声をかけるために肩を軽く叩こうと思った時、いつも受付にいる男がいないことに気づいた。
珍しいこともあるものだと驚いていると、受付側の商品棚の下で何かが光った。
あれは……カセットテープ？
目を凝らしてよく見ると、そのテープには私の母の名前と�，箸いΩ斥佞�油性ペンで書かれていた。
どうして、その名前が……？
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でででででん(プロフ) - ぁぃぅぇぉさん» (ニッコリ) (2020年8月19日 6時) (
レス) id: ff25803fe7 (このIDを非表示/違反報告)
ぁぃぅぇぉ - 待って最初のやつポルナレh...やっぱなんでもありません (2020年8月19日 5時) (レス) id: 4f6210d2fe (このIDを非表示/違反報告)
でででででん(プロフ) - キミ死好きさん» 分かってくれる人がここに…！！ありがとう。 (2020年4月22日 10時) (レス) id: ff25803fe7 (このIDを非表示/違反報告)
キミ死好き - まぁあの笑顔みたいな顔iPadの壁紙にしてるから分かるよ (2020年4月22日 10時) (レス) id: bf60227ed4 (このIDを非表示/違反報告)
でででででん(プロフ) - キミ死好きさん» レコの生存ルートで、アリスがボンゴを渡した時に発生する最後のイベントが本当に好きなので……ごめんなさい。 (2020年4月21日 9時) (レス) id: ff25803fe7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：でででででん | 作成日時：2020年3月30日 19時
