23 緊急会議。�� ページ23
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HK「…なんか言えよジミン、お前の話だろ」
静まり返った空気の中、ホソギヒョンが僕にそう言う。
視線が一気に集まる。
僕はカラカラに乾いた喉で精一杯の声を出した。
「…僕、辞めるつもりだった」
その一言に空気が凍る。
YG「……」
NJ「ジミン、それってどっちの…」
「僕さえ、…防弾少年団を…」
HK「うるさい、それ以上言うな、殴る…」
TH「…っ」
ホソギヒョンの声が震える。
それに反応してテヒョンが大人気なく大声で泣き出す。
空気はさらに硬直した。
JN「…わからない、わからないジミン。全然わからないお前の気持ち。
そんなにすぐ手放せる存在なの俺らとかアーミーとか。…そんな簡単？
俺は一緒にこれからも…」
「そんなんじゃないんです、俺だって防弾少年団は大好きです…
僕の全部を作ってくれた場所だから。」
JN「じゃあなんでお前そんなこと言うんだよ！…言っちゃいけないこと、わかんないのかよ…！」
もう気付いたら全員が泣いていた。
僕のために大号泣していた。
ああ、ますます、わからなくなってくる。
必死に良い形を探していたのに。
どちらも失いたくないなんてエゴ通らない。
だからこそ手放す覚悟をしてたのに。
なんだこの感情。ツラすぎる。全部全部僕のせいなのに。
HK「その子…そんなに大事なのか…アイドルより…」
YG「…だからこんなことになってんじゃねーかよ…」
JN「なに言われた訳…その子に…」
「なにも…Aは悪くないです…僕の一方的な…」
自分で途中まで言っといて胸がギュッと痛くなる。
そうだ、まだ彼女のこと、僕はなにもわからない。
彼女からなんの返事ももらえてない。
だけど今失うと僕の人生が崩れそうで。正直、ただそれだけで。
アイドルは素晴らしい仕事だ。たくさんの人に愛されて、僕の存在してる意味を与えてくれる。
でも儚い。
どこかでわかってる。同時にとても儚いこと。
ぼくはそれがずっと怖いのかもしれない。
弾けて消えていくいつかが来ることがどうしようもなく怖いのかもしれない。
だからって彼女に逃げた訳じゃないけど。
自分でもとにかく説明できない。
それほど複雑。
だけど確信はしっかりある。
彼女が好きで、ずっと一緒にいたいこと。
アイドルとしての僕以前に
ひとりのちっぽけな人間として離したくないってこと。
だけどそれをどう伝えればいいの。
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いちご(プロフ) - うっわぁーーー！！最高でした。続編書いてくださったらもう空へ飛んでいけそうですwお待ちしております(*^^*) (2022年3月15日 1時) (
レス) @page50 id: 0357050ae1 (このIDを非表示/違反報告)
澪 - 最高に尊かったです！！続編心よりお待ちしております！ (2022年2月16日 21時) (レス) @page50 id: ff5237f50f (このIDを非表示/違反報告)
おけ(プロフ) - このお話何周も読むくらい大好きです‼︎続編待ってます！ (2021年12月13日 22時) (レス) @page50 id: a8986157d1 (このIDを非表示/違反報告)
りん - 続編まってます！ (2021年6月29日 1時) (レス) id: e8b227d372 (このIDを非表示/違反報告)
ナナ - こんばんわ！面白すぎて一気読みしちゃいました！続編まってます！ (2021年3月28日 22時) (レス) id: e370b98f65 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ジェンナ
| 作成日時：2017年1月6日 23時
