18 最悪のはじまり。 ページ18
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焦りすぎて言葉を失った私とそれをとにかく抱きしめて大丈夫、大丈夫と繰り返す真凛。
その側でテヒョンはいてもたってもいられず部屋をウロウロしはじめ、
ジミンは眉間にシワをよせて不安そうに唇を噛み締めていた。
とにかく外には出れない。どこで誰が見てるかわからない。
だけど、彼らは2時間きっちりには帰らなきゃならない。
どうすることもできなくて時間だけが経っていく。
2人は事務所にもジョングク以外の他のメンバーにも私のことを話していないらしく
当然、助け舟は呼べなかった。それに呼んだら呼んだで事が大きくなるだけだ。
TH「クロニカマレッチャナ…(だから言ったのに)」
4人で部屋に閉じこもって数十分。
テヒョンがボソッとそんなことを言った。
私には何て言ったのかわからなかったけど、真凛は目線をテヒョンに向ける。
そしてジミンはその言葉にキッと目を細めて聞き逃さなかった。
JM「ムォラゴ…？ノドウンウォンヘッチャナ…？
(なんだよ…？お前だって応援してくれてたじゃんかよ…？)」
ただ、なんとなく喧嘩がはじまりそうな雰囲気だけはわかった。
…でもなんも言えなかった。
だってこんなの私のせいだから。
私さえこんなバカなことにオッケーしてなけりゃよかったんだから。
TH「…ファクシリクロッキンハンデ…アルゲテオッソ。(確かにそうだったけど…やっとわかったよ。
ヨクシ…エチョプトムリヨッダ…ウリ アイドゥルエゲヌン…
(やっぱり…最初から無理だった.、俺らアイドルには…)
JM「…ノ ソルマチグムカジ ケソッククイロッケセンガケットンゴヤァ…？
(お前まさかずっとそんな風に思ってたのかよ…？)」
TH「アニヤァ…！クニャン…(違うよ！ただ…)」
どんどん雰囲気が悪くなる。
まるでさっきと天と地みたい。
あーあ、大変なことしてしまった。
自分がバカすぎて、死にたいよ。
誰か殺してくれよ。
ジミンもテヒョンも、
もしかしたらいろんな人の人生をこの瞬間から私は壊すのかもしれない。
そんな現実を考えるだけで吐きそう。
私さえいなければ、よかったんじゃないのか。
「…A、」
しばらくの沈黙のあと、なにも喋らない私に気付いてジミンが近寄る。
真凛は私を離してジミンに一言「とにかく喧嘩しないでください」と言った。
テヒョンはため息をついてベッドに倒れこむ。
ジミンは申し訳なさそうに私の腕を握った。
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いちご(プロフ) - うっわぁーーー！！最高でした。続編書いてくださったらもう空へ飛んでいけそうですwお待ちしております(*^^*) (2022年3月15日 1時) (
レス) @page50 id: 0357050ae1 (このIDを非表示/違反報告)
澪 - 最高に尊かったです！！続編心よりお待ちしております！ (2022年2月16日 21時) (レス) @page50 id: ff5237f50f (このIDを非表示/違反報告)
おけ(プロフ) - このお話何周も読むくらい大好きです‼︎続編待ってます！ (2021年12月13日 22時) (レス) @page50 id: a8986157d1 (このIDを非表示/違反報告)
りん - 続編まってます！ (2021年6月29日 1時) (レス) id: e8b227d372 (このIDを非表示/違反報告)
ナナ - こんばんわ！面白すぎて一気読みしちゃいました！続編まってます！ (2021年3月28日 22時) (レス) id: e370b98f65 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ジェンナ
| 作成日時：2017年1月6日 23時
