玉狛のヤベェ銃手【WT】 (ページ14)

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烏「ラストの一戦はいい読みだったな」

「うんうん。よかったよ！」

修「烏丸先輩の指導のおかげです。
天城先輩も何度か練習に付き合ってくれましたし…」

烏「けど、一回読み勝つために20回負けてたらアウトだぞ」

修「は、はい」

褒められた時は怪訝そうな顔をしていたが、
「アウトだ」ど言われ、少し嬉しそうな顔をする木虎。

木「そうよ！調子に乗らないことね！」

やはり嬉しそうだ。

すると少し慌てた嵐山が

嵐「大変だ。きみたちのチームメイトが…！」

修「え……？」

＿＿＿狙撃手訓練場

千「ほんとうにごめんなさい
壊したカベは一生かけてでも弁償しますので……」

佐「なっ、え！？こちらこそ！」

土下座する千佳に驚いて自分も土下座をする佐鳥。

東「頭上げなよ大丈夫。訓練中の事故だ
責任は現場監督の佐鳥が取る。」

と言うのは、B級6位東隊隊長の東春秋だ。
東はかつて、A級1位部隊を率いた名隊長である。

左「ひええ！？東さん！？」

東「きみは本部の隊員じゃないな。
トリオンの測定記録がないその肩のエンブレムは……」

千「……玉狛支部の雨取千佳です…
あの…私のせいで玉狛の先輩が怒られたりとかは……」

不安気に言う千佳。

東「しないしない
責任は全て佐鳥にある」

佐「ですよね！やっぱり！」

鬼「なんだこれは！一体どうなっとる！？」

慌ただしく訓練場に入る鬼怒田開発室長。

鬼「なぜ穴が開いとるんだ！？誰がやった！？」