大将優☆3 ページ6
ミカちゃんに振られて俺は精神的にもどうかしてたんだと思うよ。
「…ぅわ〜っ…やっちゃった…!」
今俺が居るのはラ○ホ。俺の隣にはスースーと規則正しい寝息をたてている少女がいた。
…因みに、全く知らない相手である。
「…昨日の事、全然覚えてねぇや。」
これは結構やばいよね。見た目俺みたいにチャラいネコちゃんに言えたことじゃないじゃん
「…んっ…」
「⁉…あ、寝返っただけね…」
しばらく眺めているとその少女は寝返りをうち、俺の手を小さな手でキュッと握った。
「っ‼」
(俺にはミカちゃんがいるんだよ!何で今俺…この子の事可愛いって思ったわけ⁉)
一度落ち着こうと深呼吸をして呼吸を整える。「スー…ハー…」
意を決して俺は彼女を起こすことにした。色々な不安が混じりながら
「ねぇ、キミ…起きてくれる?」
「…んんっ?…ん〜…あ、おはよ〜大将先輩」
「え、あ…うんおはよう」
意外にもすんなり起きてくれて良かったと思う反面、何故自分の名前を知っているのだろうかと言う疑問が出てくる。
「あ、のさ…俺昨日の事覚えてないんだけど…何があったのかな?」
「あれ?大将先輩覚えてないんですか?…昨日はお互いに激しく求め合ったのに…」
え、どんだけ激しいことしたの⁉
「ウソ⁉」
「…嘘で〜す。ただ、先輩の事好きだったんですけど…先輩別れたって聞いて、弱味に漬け込んだんです」
怒っていますか?と悲しそうで、寂しそうな顔で彼女は俺に問いかけた。
「いや…って!キミ俺が好きだったの⁉」
「はい!…でも、先輩ってまだミカさんのこと好きですよね?」
「…っ…違うし‼俺から振ったんだからそんなわけねーだろ!」
少し意地を張ってやった。後輩に見透かされることが、なんだか嫌だったから。
「先輩、後悔してからじゃ遅いんですよ?」
「うん?」
「意地を張ってないでよ先輩。…先輩がバレーが好きってこと、ミカさんがわかってくれるその時まで…頑張って
バレー続けてください」
「何言ってんの?俺は春高に行く為に続けるよ。…あと、意地張ってないから」
そう言ったら彼女は笑って、そうですか と言っていた。
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私の悪いクセはオチがオチらしくないってことですね…
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BL大好き - 花巻で☆4 オメガバーズ (2017年5月8日 22時) (レス) id: af1fff4145 (このIDを非表示/違反報告)
あーちゃん(プロフ) - 名前の間隔開けて欲しいです。個人的に読みづらいです。 (2017年3月18日 11時) (レス) id: cbb696c236 (このIDを非表示/違反報告)
翠山葉月ノ十四(プロフ) - 最後らへんの影山の話が、「影山飛雄」が「景山飛雄」になっていたり、「気を」が「気お」になっていたりします。 (2017年3月11日 17時) (レス) id: 113142bdb7 (このIDを非表示/違反報告)
莉梦 - 瀬見さんの☆3で。 (2017年3月5日 21時) (レス) id: d5114eb219 (このIDを非表示/違反報告)
ういたま - 星華さん» ありがとうございます!これからも頑張ります! (2017年3月5日 17時) (レス) id: 465eb597ac (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ういたま x他1人 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/mwgm/
作成日時:2017年2月5日 18時