灰原のユウヤの兄は、最強ＬＢＸプレイヤー【ダンボール戦機】 (ページ7)

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四話ページ7

一人で、思考回路を働かせるAを見てバンは驚いた。
「あぁぁ！！！
もしかして、あの【冷徹の貴公子】！？」
自分がＬＢＸを始めた時に着いた、通り名を呼ばれ反応したA。
「うわぁ！！
本当だ！！」
目を輝かせながら、自分を見てくる少年に驚きを隠せないA。
「俺、山野バンって言います！！
握手してください！！！」
いきなりの事に驚いたが、Aは笑顔になりバンに話し掛けた。
「君の事、知ってるよ…
敬語じゃなくていいよ」
笑顔で、差しだかれた手を握った。
「えっ、俺の事知ってるの？
まぁ、いっか！！
ありがとう！！！」
自分の事を知っているAを、不思議に思ったバンだがあまり気にしていなかった。
握手してもらった手を、もう片方の手で嬉しそうに包んだ。
そんなバンを見て、微笑ましく思ったA。
「【冷徹の貴公子】じゃなくて、Aって呼んでくれるかい？
勝手に付けられた、良く分かんないアダ名で呼ばれたら困るから」
Aの通り名は、ＬＢＸプレイヤーを倒している(暇潰し)時に付いた名だ。
その名の通り、闘っている時のAは無表情に黙々とＬＢＸを潰している。
まさに、【冷徹の貴公子】
でも、Aはこの名を呼ばれるのは好きじゃないらしい。
「えっ、じゃ…
じゃあ、A…//」