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薮side
光に言われてハッとした。
確かにこの子を守れるのは俺たちしかいないんだって
俺たちが疲れようと慧は関係ない。
自分で身を守れる俺たちとは違う。
危険かどうかの分別がつく俺たちとは違う。
この世界を見飽きた俺たちとは違う。
何もかもが新しくて、新鮮で
毎日冒険してるんだ。
その冒険の中で危ないことを俺たちが教えてやるんだ
その為の親だろ……しっかりしろよ、俺
「光ごめん、、状況だけ見て怒っちゃった」
「謝るのは俺じゃないでしょ」
そう言っていたずらっぽく笑った光は泣き止んだ慧を俺に渡した
「ごめんなぁ慧………パパが悪かったよな…パパ次からはちゃんと慧の事守るから!!」
腕の中にいる慧をこれでもかってくらいぎゅーっと抱きしめた
「うぅ……」
「ちょ、宏太!!慧が潰れるから!!!」
さっき怒っちゃった分も上乗せで。
「おい!慧を殺す気か!!」
「滅相もない!!慧、パパが守ってやるからな〜!!!」
「いいから離れろ!!」
そんな俺の
やらかし記念日
end
…………
お久しぶりです。
薮くんのお誕生日お祝いできなくてごめんなさい(土下座)
いきなりですが、設定を2014年軸から20××年にします
理由は毎度毎度何がいつあったかを思い出したり掘り起こしたりするのが大変だし、現在に追いついて未来になった時薮くんたちの明確な年齢が分かっていると想像しづらいので年数を有耶無耶にさせてもらいます
わがまま極まりなくマイペースな私ですが、これからもよろしくお願いします
琳
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作者名:琳 | 作成日時:2019年11月8日 2時