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薮side
病院につくとすぐに診察室に通してもらって、点滴をしてもらった。
「薮さん、すいません。少しよろしいでしょうか？」
「あ、はい」
森先生に呼ばれて廊下に出ると少し暗い顔をする先生。
「あ、あの……」
「今日伊野尾さんはどんな感じでしたか？」
「朝から熱があって歩くのもしんどそうだったんですけど、撮影になると別人みたいにしゃっきりしてました」
「やっぱりそうですか……」
「はい」
「少し薬を増やそうかと思います。副作用が強いものも含まれますので、お仕事に支障は出かねません。よろしいでしょうか？」
「……はい、お願いします」
「では、」
「あ、あの！」
「はい？」
「伊野尾は、治りますよね……？」
「……今の段階ではなんとも言えません。ただ、病も気からという言葉があるように、気持ちで治された方も今までたくさん見てきていますので、本人の頑張り次第ですね」
そう言って医務局へ戻っていった森先生。
伊野尾の頑張り次第、ねぇ………
病室のドアを開けるとさっきまで寝ていた伊野尾が起きていた。
「伊野尾？大丈夫？？」
「や、ぶ……」
「あのさ、伊野尾。薬増えちゃうって。」
「え？そんなにすぐに増えるの？伊野ちゃんの身体追いつかないよ！」
「裕翔、落ち着いて？たしかにそうだけど、治すためには仕方ないんだよ。」
「でも……！」
「ゆーと………大丈夫、だから。おれ、前みたいにみんなと笑えるようになりたいから…頑張るね……」
「伊野ちゃん……」
「裕翔、悪いけど水買ってきてくれね？」
「あぁ、うん！」
水なんてホントはいらないけど、伊野尾と2人で少し話をしたかったから。
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琳(プロフ) - ぱこさん» そう言ってもらえて嬉しいです！ありがとうございます！ (2018年5月1日 20時) (
レス) id: e962c1ecea (このIDを非表示/違反報告)
ぱこ - 面白いです！頑張って下さい！ (2018年5月1日 10時) (レス) id: 5430c3bb20 (このIDを非表示/違反報告)
琳(プロフ) - ぜらにうむー。さん» ですよね笑笑またなにかあればご指摘よろしくお願いします笑笑ありがとうございます！これからもよろしくお願いします！ (2018年3月7日 22時) (レス) id: e962c1ecea (このIDを非表示/違反報告)
ぜらにうむー。(プロフ) - いえいえ! 前にもあったような気がしますね〜笑。この小説大好きなので、何故か言いたくなります笑。これからも更新頑張ってください! (2018年3月7日 21時) (レス) id: fa79175199 (このIDを非表示/違反報告)
琳(プロフ) - ぜらにうむー。さん» すみません！こちのミスです……前にも同じことがあったような笑笑ご指摘ありがとうございます！ (2018年3月7日 21時) (レス) id: e962c1ecea (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：琳
| 作成日時：2018年3月3日 21時
