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伊野尾side
それからスポッチャに行こうかって話になったけど、運動神経皆無なおれに光が気を使ってくれて
カラオケに行こうかってなったけど、おれは歌えない。おれはみんなの歌聞いてみたいから、いいけどみんなは歌えないやつとカラオケなんて行ったってたのしくない、よね……
でも、5人だけになれるチャンスだとも思った。
だから、勇気をだしてみんなの歌を聞いてみたいって言ってみた。
案の定視界がぼやけて、またかって自分に呆れて。
でもみんなは訳わかんないことばっかり言ってるし、良かったのかな…
その後光がカラオケに行こうって言ってくれて。
おれのわがまま聞いてもらっちゃった…なんて自惚れてみたり。
初めて聞いた4人の歌声はほんとに凄くて
やぶの綺麗で透き通った高音
たかきの低くてお腹に響く優しい低音
ひかるの少し特徴的だけど包み込むような声
だいちゃんの普段の明るさからは想像出来ない優しい歌声
イケメンで歌もうまいってもはや無双………
そんなみんなの声を聞いて幸せな気分になっていたら、誰かがそろそろラストにしようって言ったから慌てて声を出した。
「あっ、……あの、さ、…」
緊張しすぎて声が裏返った。
最悪、恥ずかしすぎる
それでもたかきはどうしたの?って優しく聞いてくれて、その優しさも相まってか、ついに涙が零れた。
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いのてん(プロフ) - 更新とても嬉しいです!!甘々なのお話大好きなのでもっと読みたいくらいです笑ゆっくりでいいですし、いつまでも待ってるのでまた更新お待ちしておりますね(^ ^) (2019年8月16日 7時) (レス) id: 0789ee6158 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:琳 | 作成日時:2019年1月23日 10時