終わり良ければすべて良し、つってな(ybin) ページ44
薮side
伊野尾 慧。
そのかわいらしい容姿と共に天才的なピアノ演奏で注目を集める、いわゆる天才美少年。
地元の小ホールでコンサートを開こうものならチケットは即完売。今一番チケットが取れないピアニスト。
俺、薮宏太はそんなやつの幼馴染だったりする。
たまたま隣の家に引っ越してきたのが伊野尾だった。
第一印象は、可愛い女の子。
まぁ、今となっては可愛いのは顔だけだし言葉遣いは悪いし足癖最悪だし、ひ弱でか弱いのは変わりねぇけど。
でもやっぱりピアノを弾かせれば天下一品で。音色に負けず劣らず横顔が美しいったらありゃしないから腹が立つ。
伊野尾との付き合いも今年で13年目。
高校2年生になった。
「伊野尾、帰るぞ」
「はーい、大ちゃんまたね」
こうやって毎日一緒に登下校するのがお決まりで、周りから羨まし気な視線が送られてくるのはもう慣れた。
それがずっと続くと思ってた。
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いのてん(プロフ) - 更新とても嬉しいです!!甘々なのお話大好きなのでもっと読みたいくらいです笑ゆっくりでいいですし、いつまでも待ってるのでまた更新お待ちしておりますね(^ ^) (2019年8月16日 7時) (レス) id: 0789ee6158 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:琳 | 作成日時:2019年1月23日 10時