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薮side
「お待たせ〜」
3人分のオレンジジュースと慧の水を持って部屋に入ると、光の膝の上に座ってる慧。
「おー、おかえりー」
「おかえりぃ！」
「ぉかえりぃ……………」
「へ？」
今、ちっちゃい声だけど、慧が「おかえり」って言った？
なんで？まっすーの前じゃ喋らなかったのに……
「慧、まっすーの前で喋れるようになったの？」
「さっきまっすーのこと俺がずっと喋ってたの。まっすーの恥ずかしい事とか色々喋ってたら慧ちゃん面白かったんだろうね。喋れるようになってたの。」
「明日○○先生に自慢しよ〜」
「慧大丈夫？まっすーのこと怖くなくなった？」
「だいじょぶ……けいね、まっすーすき………」
「そっか。よかったな」
「聞いた！？今、慧俺のこと好きって言ったよ！！光聞いてた！？」
「あー、もううるさい。聞いてた聞いてた。」
「まっすー、しぃーよ」
そう言って人差し指を口に当てる慧。
「………かわいい」
また1人慧に堕ちた男が増えた…
「おーい、まっすー？だいじょーぶかぁ？」
「ほっとけ。半分放心状態だから。」
「そだな。にしても慧ちゃんがこうやってちょっとずつ色んな人と喋れるようになるのは俺らも嬉しいな。」
「そうだな。このまま大ちゃん達とも喋れるようになれば1番いいけどな」
「けい、だいちゃんたちもすき………」
「うん、大ちゃん達も分かってくれてるよ。」
こうやって慧ができることが増えていくのはすごく嬉しい。
だけど、あの女はそれを全て崩していくつもりだ。
そんなことは絶対させない。
慧の事は、慧の未来は、俺が、俺らが守る。
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琳(プロフ) - 杞乃葉さん» ありがとうございます！頑張らせていただきます！ (2018年3月12日 8時) (
レス) id: e962c1ecea (このIDを非表示/違反報告)
杞乃葉(プロフ) - いろんな作品読ませていただいてます！ どれも面白いです！ 更新がんばってください！ ＋お気に入り作者に追加させて頂きました (2018年3月12日 0時) (携帯から) (レス) id: 7b1e765a3f (このIDを非表示/違反報告)
琳(プロフ) - こはるさん» ありがとうございます！ (2018年2月14日 22時) (レス) id: e962c1ecea (このIDを非表示/違反報告)
こはる(プロフ) - 更新楽しみにしています(^-^) (2018年2月14日 19時) (レス) id: ba71d55e61 (このIDを非表示/違反報告)
いのりこぴん(プロフ) - ＊青い猫＊さん» ありがとうございます！精一杯頑張らせて頂きます！！ (2018年1月15日 22時) (レス) id: e962c1ecea (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：琳
| 作成日時：2017年12月27日 19時
