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いつもの朝4 ページ5

薮side


ドアを開けると家の門の前に立っている光。


「おはよ。ってお前また髪の毛染めたのかよ」


八「おはよー。そう、いい色だろ?」


「またまっすーに捕まんぞ」


八「いや、あの人が生活指導してんのおかしいでしょ!髪色あの人も超派手じゃん!」


確かに。うちの学校の生活指導の先生はあんたがそれ言う?って感じの先生。



八「慧ちゃんおはよ。」



伊「ひか、おはよ。」



八「今日もお薬飲めたの?えらいねぇ」



光は慧が喋れる数少ない人間。
どうゆう扱いをすればいいか分かってる。



家の前でお喋りしてちゃいつまで経っても学校に辿り着けないので歩きながらお喋り。
真ん中に慧、左側に俺、右側に光。慧の手をぎゅっと握ってゆっくり歩く。


八「てか、薮んとこのおばちゃんまた叫んでたろ。」


「あー、外まで聞こえてた?」


八「もう、ばっちり。慧ちゃん溺愛してんだね」



足元を見ながら歩いてた慧は急に自分の名前を呼ばれてびっくりしてる。あー、可愛い。



「ジェットコースター乗ってんのかって感じ。しかも俺放置されてるし。」



八「今に始まった事じゃねぇだろ笑笑」



「分かってるよーだ」



こうやって喋ってても慧は絶対話に入ってこない。外に出ると喋れなくなる。光との挨拶を交わしてから何も喋らない。

家の中ではいっぱいお話してくれるんだけどね。その姿を知ってるのは俺と光だけ。

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(プロフ) - 杞乃葉さん» ありがとうございます!頑張らせていただきます! (2018年3月12日 8時) (レス) id: e962c1ecea (このIDを非表示/違反報告)
杞乃葉(プロフ) - いろんな作品読ませていただいてます! どれも面白いです! 更新がんばってください! +お気に入り作者に追加させて頂きました (2018年3月12日 0時) (携帯から) (レス) id: 7b1e765a3f (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - こはるさん» ありがとうございます! (2018年2月14日 22時) (レス) id: e962c1ecea (このIDを非表示/違反報告)
こはる(プロフ) - 更新楽しみにしています(^-^) (2018年2月14日 19時) (レス) id: ba71d55e61 (このIDを非表示/違反報告)
いのりこぴん(プロフ) - *青い猫*さん» ありがとうございます!精一杯頑張らせて頂きます!! (2018年1月15日 22時) (レス) id: e962c1ecea (このIDを非表示/違反報告)

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作者名: | 作成日時:2017年12月27日 19時

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