過去、未来、今。(yb×in)

すきなもの ページ17

薮side


「にゃんにゃんかわいーねぇ」



いや、あなたの方が可愛いですよ。慧さん。



亀「薮、コーヒー飲む？」



「あ、はい。ありがとうございます」



亀「慧は？何飲みたい？りんごジュース？オレンジジュース？」




「けいとまと。」




あなたトマトじゃないでしょ。



「すいません、トマトジュースってありますか？」



亀「おう、あるぞー。なんでもあるから任せとけ！炭酸はねぇけど」



いつもこうやって俺たちにいたれりつくせりしてくれる亀梨先生は本当にいい先生だと思う。
まぁ、慧のこと大好きって言うのもあるだろうけど。




「慧、あっちいこ。トマトジュースあるよ」



伊「んぅ。にゃんにゃんばいばい？」




亀「にゃんにゃん持っておいで、慧」



「だって、ほら行こ？」



伊「ん。こうただっこして」



「はいよ。」



亀「おっ、来たきた。って慧まだだっこできんのか？」



「食べさせてるんですけど、なかなか体重増えなくて。」



亀「ちょっと測ってみるか。慧、ちょっとトマトジュースまって」



伊「むぅ。」




亀「ごめんごめん。すぐ終わるから。はい、ここ立って気を付け〜ぴっ！」



身長計に立たされて亀梨先生の号令で気を付けしてる慧がおもしろい笑笑



亀「173っと。次こっちおいで」



「制服着てますけど大丈夫ですか？」



亀「うん。最初から制服分引いとくから。えーっと……44.8。この身長でこの体重はよろしくないねぇ」



「やっぱそうですよね……俺と同じ量食べてるんですけどね…。慧、もういいよ。こっちおいで」



俺の腕の中でトマトジュースを飲みたがってる慧を見て亀梨先生とため息をついた。

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