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薮side
次に目を覚ましたのは6時58分。
ちょうどいい時間だな。
「伊野尾、おきて」
「ん、んー…」
「おはよ」
「……おはよ、」
「気分はどう？気持ち悪くない？」
「あたま、ぐるぐるする……」
「吐きそう？」
そう聞けば弱々しく首を横に振った伊野尾。
良かった、そこまでじゃなくて……
「光がご飯してくれてるから行こ？」
「うん、」
「ねぇ、やぶ……」
「うん？」
「だっこ……」
「はいはい」
昨日戻したからなのかまた更に軽くなった伊野尾。
なんか伊野尾が無くなっていってるような感じがして嫌だった。
肉が無くなって、骨骨しくなって
その骨が俺の骨に当たって痛かったけど
それよりも心の方がよっぽど痛かった。
「おはよ、伊野ちゃん」
「ひか、昨日……」
「大丈夫、ゆっくり寝れてよかったね」
謝ろうとしたのを見破ったのか伊野尾の言葉を優しく遮った光。
伊野尾は腑に落ちないような顔をしていたけどこれでいい。
「伊野ちゃん、昨日戻しちゃってるから無理せずゆっくり食べてね」
そう言って伊野尾の前にはお粥が、俺の前にはパンが置かれた。
これは昨日みんなで決めたこと。
伊野尾の前で米は食べない。
米が大好きな伊野尾は食べれないのにみんな食べてたら伊野尾がかわいそうでしょ？
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琳(プロフ) - ぜらにうむー。さん» ありがとうございます！ぜらにうむー。さんも気をつけてくださいね、まだまだ寒いですし！笑笑 (2018年2月20日 21時) (
レス) id: e962c1ecea (このIDを非表示/違反報告)
ぜらにうむー。(プロフ) - 琳さん» いえいえ笑！いつも楽しんで読ませてもらってます。これからも更新楽しみにしてますね！お体にお気をつけてください〜 (2018年2月20日 21時) (レス) id: fa79175199 (このIDを非表示/違反報告)
琳(プロフ) - ぜらにうむー。さん» ご指摘ありがとうございます笑笑熱で頭がぼけてます笑笑 (2018年2月20日 19時) (レス) id: e962c1ecea (このIDを非表示/違反報告)
ぜらにうむー。(プロフ) - お話番号が、41から43にとんでますよ！ (2018年2月20日 18時) (レス) id: fa79175199 (このIDを非表示/違反報告)
琳(プロフ) - 佐藤さん» ありがとうございます！しっかり楽しませていただきますね笑笑 (2018年2月14日 22時) (レス) id: e962c1ecea (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：琳
| 作成日時：2017年11月22日 5時
