27 ページ30
伊野尾side
軽い振動を感じて目が覚める。
ぽやぽやとした意識の中でぼやけてやぶが見えた。
「……や、ぶ?」
薮「あ、起こしちゃった?ごめんな。」
「だいじょ、ぶ。ね、おれ……」
みんなに打ち明けて、途中で記憶が途切れた。
ちゃんと話せてた?
薮「疲れちゃったんだな、途中で倒れちゃったの。大丈夫、ちゃんと言えてたよ。おつかれ伊野尾。」
「そっか、よかった……も、帰るの?」
薮「うん。みんな家に来てくれるって。光と山田がご飯作ってくれるから」
「やぶのご飯じゃなくてよかった………」
薮「おまえなぁ笑笑」
「へへっ」
薮「ちょっと元気なった?笑笑」
「今はちょっとましかな……ね、あるきたい」
薮「わかった。無理すんなよ?」
「わかってる……」
今出来ることをやっておかないと、いつ出来なくなるか分かんないんだもん。
今まで当たり前だったことが急に当たり前じゃなくなった時のショックってすごい大きいと思うの。
それにこのまま衰えていくのはごめんだから。
病気になったからって何もせずに過ごすなんてバカなことはしたくないの。悪あがきぐらいしたいの。
だから駐車場までの短いあと少しの距離でも自分の足で進みたいの……
360人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「Hey!Say!JUMP」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
琳(プロフ) - ぜらにうむー。さん» ありがとうございます!ぜらにうむー。さんも気をつけてくださいね、まだまだ寒いですし!笑笑 (2018年2月20日 21時) (レス) id: e962c1ecea (このIDを非表示/違反報告)
ぜらにうむー。(プロフ) - 琳さん» いえいえ笑!いつも楽しんで読ませてもらってます。これからも更新楽しみにしてますね!お体にお気をつけてください〜 (2018年2月20日 21時) (レス) id: fa79175199 (このIDを非表示/違反報告)
琳(プロフ) - ぜらにうむー。さん» ご指摘ありがとうございます笑笑熱で頭がぼけてます笑笑 (2018年2月20日 19時) (レス) id: e962c1ecea (このIDを非表示/違反報告)
ぜらにうむー。(プロフ) - お話番号が、41から43にとんでますよ! (2018年2月20日 18時) (レス) id: fa79175199 (このIDを非表示/違反報告)
琳(プロフ) - 佐藤さん» ありがとうございます!しっかり楽しませていただきますね笑笑 (2018年2月14日 22時) (レス) id: e962c1ecea (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:琳 | 作成日時:2017年11月22日 5時